煬帝〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532171025
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

北周の重臣・楊堅(後の隋の初代皇帝)の子として生まれた楊広(煬帝)は、利発で美しく、周囲の期待を一身に集める少年だった。だが、その心底には誰にも見えない闇が…。中国史上最凶の暴君として知られる煬帝の生涯を、壮大なスケールで描く歴史大作。

著者等紹介

塚本青史[ツカモトセイシ]
1949年、倉敷生まれ。大阪で育つ。同志社大学文学部卒後、印刷会社に勤務しながらイラストレーターとしても活躍。96年、『霍去病』(河出書房新社)が一躍注目を浴び文壇デビュー。父塚本邦雄が主宰していた短歌結社『玲瓏』の発行人も兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

142
中国史上 最凶の暴君と言われる 隋の煬帝を 描いた作品である。 上巻は 北周の武帝の時代から始まるが、 煬帝の母 独孤伽羅のキャラが 中国ドラマと 重なって 新鮮である。煬帝の父 楊堅が 北周の権力を握り、隋の樹立・中国の統一を 進める中、その子 煬帝は 冷静に 想いを 達成していく。下巻に どう変貌するのかが 楽しみである。2019/09/13

godon

4
上巻は楊堅が陳を滅ぼして中華統一するところまで。話の筋は追って行きやすいけど、小説としてはいまいち。時代がかった台詞と角張った現代語が同時に出たり、地の文で筆者目線の変に偉そうな語りが入ったり。男女の色恋だけはある程度綿密に描かれるものの、それが楊広をはじめとする主要人物を色恋ばかりに腐心する小物に描いてしまっていて魅力を削いでいる。2013/05/30

WG勝田台 文芸部

2
面白かった。時間があれば、下巻も読みたい。H2018/10/20

ICH

2
正直なところ、作者の文章は読み易いとは言い難い。時々つっかかって、すらすらと読み進めていけない。興味深い題材を数多く取り上げているので、とても残念。とはいえ、原因は私の読解力の無さかも。本作品の感想は、下巻で。2016/07/11

2
隋の楊堅の次男、楊広の生涯を描く歴史モノ。続いて下巻読みます。2012/06/25

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