出版社内容情報
「人は見た目が9割」は本当か? 学生はバイトすべきか勉強すべきか? 気になる人はなぜ気になるのか?――身近な疑問から経済学のエッセンスがやさしくわかる。
内容説明
ハズレ映画を、最後まで観てしまう―サンクコスト、市販品のカレーをレシピ通りにしか作らない―保有効果、仕事でミスした後、強気で挽回をはかる―ブレークイーブン効果、「憎めない人」の評価は14倍以上、甘くなる。古典からピケティまで、ビジネスと人生に役立つ経済学。身近な話題を取っかかりに、いまの経済学のエッセンスをやさしく紹介!
目次
学生はバイトすべきか勉強すべきか―機会費用と会計
量販店の“ポイント”はおカネと言えるか―ミクロ経済学、マクロ経済学、貨幣論、金融論、会計学
市場はどのぐらい“おっちょこちょい”か―経済物理学、行動経済学、ファイナンス理論
「人は見た目が9割」は本当か―行動経済学、社会心理学(初頭効果、アンカーリングなど)
「気になる人」は、なぜ気になってしまうのか―神経経済学、行動経済学(フィードバック効果、保有効果など)
負けの込んだギャンブラーが強気になるのはなぜか―ファイナンス理論、行動経済学(プロスペクト理論など)
ビットコインは便利モノか厄介モノか―応用ミクロ経済学、貨幣論、金融論
統計学は“最強の学問”と言えるか―計量経済学、客観確率と主観確率
選挙結果は事前にどのくらい予想できるか―計量経済学、情報学(ビッグデータ)
五輪やW杯は開催国の経済のためになるか―マクロ経済学、開発経済学
政府の「言うこと」を市場はどのくらい気にするか―マクロ経済学、経済原論、ゲーム理論と制度設計
人はどのくらいおカネがあれば幸せと感じるか―計量経済学、行動経済学(金銭とインセンティブほか)
著者等紹介
佐々木一寿[ササキカズトシ]
経済コラムニスト、サイエンス・ライター、作家。横浜国立大学経済学部国際経済学科卒業、経済系・報道系の記者・編集者を経て、現在はビジネス・スクールに在籍。研究員、出版局編集委員としての著作も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yk
海星梨
gokuri
やす
Jacard
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- 和書
- 国鉄闘争の成果と教訓