渋沢栄一「論語と算盤」の現代の経営

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532168810
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C3034

内容説明

「よく思想」と「実践」との一線を越えるヒント。明日を拓く信念の経営者に日本人が帰るべき経営の原点を聞く。

目次

1 日本繁栄のビジョン(縁を広げて、日本をよくしたい。その原点は『論語』です;日本企業のアジアのリーダーになるという気概を持って、専業モデル、ビジョンを持つべきです;信用を取り戻すには、“まろ”を高めることです;地域を幸せにする。そのためには意志と経済の自立が必要です)
2 「論語と算盤」は可能なのか(渋沢栄一の時代から今日まで、人の“えにし(縁)”が帝国ホテルをつくってきました
育成する人間に夢がない限りは絶対に部下は育ちません
会社は、身の丈の力以上に儲けすぎてはいけないんです
思いと行動が一致しているのが良い状態で、そういった人々が有機的に繋がっているのが良き社会)
3 金融の未来をどう作っていくのか(道徳経済合一の意味は、本当に「合一」でないといけないと思いました;新しい世の中を切り拓くのは常に事業家と投資家です;『論語と算盤』は私の経営方針に合った、理想とするものでした;よい銀行とは、自然体で預金が集まってくる銀行です)
4 鼎談「論語と算盤」は両立するか

著者等紹介

守屋淳[モリヤアツシ]
作家、中国古典研究家。1965年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。大手書店勤務を経て、現在は中国古典を現代にどのように活かすかをテーマとした執筆や企業での研修・講演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

3
渋沢栄一の「論語と算盤」に対しての現在の経営者たちへのインタービューで構成されています。それにしても結構読んでいる人たちがいるのには驚きました。斎藤先生などの現代語訳も普及したりしているせいか、また経営の基本というものが日本人にはなじみのある論語を引用してわかりやすいためでしょうか?2013/08/02

chuji

2
久喜市立菖蒲図書館の本。2013年7月初版。2019/01/13

なおじ

1
様々な業界の経営者などが、渋沢栄一の『論語と算盤』に影響を受け、自身の経営に役立てている。論語と算盤は読んだことがなかったけれど、この本に登場する人たちの話は読んでなくてもついていけるものだった。自分が読んで思ったのは、滅私が共通しているということ。誰でも欲やエゴが出てしまうけれど、そこを自分のためではないと、何度も自分自身に問いかける。その作業は大きな視野で物事を捉えるために役立つのではないか。論語など、昔からあるものから学ぶことは、どのタイミングで学んでも、また違う発見があるんだろうなと思った。2015/04/30

チェンジ

1
「でも、ピンクでも夜のキャバクラのピンクと桜のピンク、全然違うじゃないですか。」なるほど、確かにそうだな。と経営者のものの見方をこの一言から学んだ気持ちです。2014/12/12

いえのぶ

0
渋沢栄一の論語と算盤の考え方を取り入れたと思われる経営者たちにインタビューした話をまとめた本。素晴らしい考えの方もいる一方、良い話はするけれど、実際の行動と違うのでは?と思われる人もいる。2019/11/18

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