内容説明
創業130年超の老舗葬儀社五代目社長が書いた!葬儀屋さんの言いなりで、後悔・損をしないための、葬儀の裏側と必須知識。
目次
1 遺族が困ること(人の死で“最低限必要なもの”は?;病室で臨終を迎えた―遺族がすぐに行わなければならないことは? ほか)
2 本当に知っておきたい葬儀の知識(葬儀の流れを知っておく;「葬儀後」の流れを知っておく ほか)
3 葬儀の裏側(葬儀の「何に」お金がかかる?;プランは総額ではない ほか)
4 葬儀後の作業(葬儀が終われば、誰もいない;葬儀後の3つの整理 ほか)
著者等紹介
川上知紀[カワカミトモノリ]
お葬式無料情報センター代表。葬儀総合研究所所長。株式会社川上葬祭代表取締役。全宗葬祭師。1968年大阪市生まれ。関西大学商学部卒業後、92年に実家である有限会社川上葬祭(現:株式会社川上葬祭)に入社。2004年10月同社代表取締役に就任。06年株式会社に組織変更し、現在に至る。130年以上続いた老舗葬儀社の五代目として葬送文化継承を使命とし、お葬式に関する確かな情報を消費者に伝える「お葬式無料情報センター」の運営をはじめ、自社の売り込みを一切しない客観的な広報活動を行い、メディアでも話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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F
8
今月29歳になります。誕生日を前に敢えて自分の死をイメージしてみようと読んでみました。今まで見送ってきた家族といえば祖父母だったので、亡くなった後の様々な整理を自分が主体的に行う事はなく自然に片付いていくイメージでした。しかし、葬儀を始め、様々な法的・社会的・宗教的手続きや片付けなどやる事がたくさんだという事が分かり読んで良かったです。どんな事が起きるか分からない世の中、家族に迷惑をかけないよう色々と準備をしておこうと思いました。親も高齢者になり今後のこともありますし、長男一人っ子なので勉強になりました。2025/03/16
Humbaba
5
人は絶対に不老不死ではありえない。今は元気であっても、いずれはこの世を去ることになる。悲しいことだが、それは避けられないことでもある。残された人間は、先に逝ってしまった人間を見送らなければならない。もはや何も伝えることができないので、生前から準備をしておく必用がある。そうしなければ、残された家族が後悔を残すことになるかもしれない。2013/08/17
Humbaba
4
死後はこのように送ってほしい。そのような要望があることは、全く希望がわからないよりは楽かもしれない。しかし、要望を残すときは、それと一緒に手段と費用を残しておくべきである。ただ要望だけを残してしまえば、ただでさえ慌ただしいときに遺族に余計な苦労を背負わせることになりかねない。2013/10/02
ペカソ・チャルマンチャイ
3
葬儀社の代表が書かれた本で、さすがに具体的であり、かつ、親身に書かれており、好感が持てる。遺族の立場になり、人の死後のお葬式とその後の手続きについて詳しく書かれているのが良い。この手の本は多くあるが、その後の各種手続きについてここまで詳しく書かれた本は始めてみた。著者の良心を随所に感じる。2014/03/21
mayumi
2
いざとなる前に読んでおくとよさそう。右往左往したことを思い出す。自分の場合もどうしたらいいか、この本を参考に決めておきたい。2014/03/27
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- 和書
- アイスバウンド 文春文庫