マハティールの履歴書―ルック・イースト政策から30年

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532168698
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C3023

内容説明

日本を手本とするルック・イースト政策を掲げ、マレーシアの工業化・近代化を成し遂げたマハティール。通貨危機をも乗り越えたアジアのリーダーの自伝。第1部では、日本企業と連携した、初の国産自動車プロトン・サガの開発、先進国入りを目指す中長期計画の立案、アジア通貨危機の内幕といった、首相時代のエピソードを中心に、家族に対する想い、アジア的価値観、9.11後の世界認識、教育論までを語る。第2部に日本経済新聞に連載された「私の履歴書」を収録。

目次

第1部 マハティール、語る(首相就任;家族の価値観;東に見習え;ヨーロッパ人;ビジョン2020 ほか)
第2部 私の履歴書(戦後五〇年;幼年時代;植民地支配;読書少年;日本軍占領 ほか)

著者等紹介

マハティール・ビン・モハマド[マハティールビンモハマド] [Mahathir Mohamad]
1925年、マレーシア北部ケダ州アロースター出身。マラヤ大学医学部(当時在シンガポール)卒。在学中の1946年、統一マレー国民組織(UMNO)結成に参加し、政治活動を開始。1964年、下院議員に初当選。教育相、副首相などを経て1981年、第4代首相に就任。日本を手本とした「ルック・イースト政策」(東方政策)を実施。22年の長きにわたって政権を担当し、卓越した指導力によってマレーシアの高度経済成長を実現。国民生活を飛躍的に向上させた。2003年、首相を退任。現在はベルダナ・リーダーシップ財団の名誉プレジデントなどを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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moku324

2
マレーシアに住んでいます。普段から親日の側面を実感しています。マハティール氏のルックイースト政策によるものという事実として認識していました。著書を読んで渦中で世の中を動かしていた彼の感情を知れました。99歳の今も健康に努めマレーシアの為に尽力される彼の姿は、国民に自国のプライドを持ち続けることを後押ししているのでしょう。2025/01/30

まめタンク

2
2017年、107冊目。 84点 マレーシアの首相を努めたマハティール氏の履歴書。一言で表すなら、政治能力以上に人として清いという事です。2017/08/17

こうじ

1
故リー・クアンユー氏の本を読んだから、マレーシアの元大統領マハティール氏の本を読んだ。1995年の在任中に日本経済新聞に連載した「私の履歴書」と、辞職後の2008〜2011年に英語で書いた本のうちの一部の本という2パートで構成されている本。ボクの印象としては、マハティール氏のほうがうまくできなかった感がある。ただ、シンガポールとマレーシアの状況はまったく違うので単純にそういうこともできない。はっきりと分かるのは、マハティール氏と故リー・クアンユー氏は本当にお互いを大嫌いだったんだなぁってこと(笑)2015/04/11

azu

1
元マレーシア大統領マハティール氏の自伝。 「2020年までにマレーシアを先進国に仲間入りさせる」という目標を掲げ、国を導いてきた彼の揺るぎない信念を心から尊敬する。 大きな国の大きな声がまかり通る世の中で、アジアの小さな国マレーシア、そして国民のために、発言・行動してきた彼はアジアを代表するリーダー。また、多民族国家を束ねる努力にも敬服する。2015/02/24

Kazuo Ebihara

1
マハティールは、1981年から22年にわたって首相を務めた。 ルック・イースト政策により、マレーシアの高度経済成長を実現し、 国民生活を飛躍的に向上させた。 本書の第一部は2011年に出版された回想録、 第二部は1995年に日経新聞に連載された「私の履歴書」から成る。 そのため、重複する話が多く、ちと残念。 著者は、退任後の国内政治の混乱を憂え、 日本の短命政権と経済停滞に失望を隠さなかった。 マハティール・ビン・モハマドはともかく、 マレーシアはタイガービール、「マイビール、瓶モア、うまっど」。 2014/07/24

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