内容説明
日本を手本とするルック・イースト政策を掲げ、マレーシアの工業化・近代化を成し遂げたマハティール。通貨危機をも乗り越えたアジアのリーダーの自伝。第1部では、日本企業と連携した、初の国産自動車プロトン・サガの開発、先進国入りを目指す中長期計画の立案、アジア通貨危機の内幕といった、首相時代のエピソードを中心に、家族に対する想い、アジア的価値観、9.11後の世界認識、教育論までを語る。第2部に日本経済新聞に連載された「私の履歴書」を収録。
目次
第1部 マハティール、語る(首相就任;家族の価値観;東に見習え;ヨーロッパ人;ビジョン2020 ほか)
第2部 私の履歴書(戦後五〇年;幼年時代;植民地支配;読書少年;日本軍占領 ほか)
著者等紹介
マハティール・ビン・モハマド[マハティールビンモハマド] [Mahathir Mohamad]
1925年、マレーシア北部ケダ州アロースター出身。マラヤ大学医学部(当時在シンガポール)卒。在学中の1946年、統一マレー国民組織(UMNO)結成に参加し、政治活動を開始。1964年、下院議員に初当選。教育相、副首相などを経て1981年、第4代首相に就任。日本を手本とした「ルック・イースト政策」(東方政策)を実施。22年の長きにわたって政権を担当し、卓越した指導力によってマレーシアの高度経済成長を実現。国民生活を飛躍的に向上させた。2003年、首相を退任。現在はベルダナ・リーダーシップ財団の名誉プレジデントなどを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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