内容説明
中流の消滅、政治家の劣化、借金漬けの財政、危機感のない国民、競争する意識の欠如…ゆるやかに衰退する超大国の現実を解説。ピュリツァー賞を3度受賞した著名ジャーナリストが、国際関係論の泰斗マイケル・マンデルバウムと共に世界の未来を描く。
目次
第1部 診断(異変に気づいたら、ご一報を;自分たちの問題から目をそむける ほか)
第2部 教育という難題(戻らない雇用;応援求む ほか)
第3部 数学と物理学に対する戦争(これはわれわれが当然受け取るべきものだ;数学(と未来)との戦争 ほか)
第4部 失政(魔の二歳児;「なにがなんでも反対」 ほか)
第5部 アメリカ再発見(俗言に惑わされない人々;ショック療法 ほか)
著者等紹介
フリードマン,トーマス[フリードマン,トーマス][Friedman,Thomas L.]
1953年ミネソタ州生まれ。ブランダイス大学卒業後、オックスフォード大学で修士号取得(現代中東研究)。UPI通信に入社し、1979年から81年までベイルート特派員。その後ニューヨーク・タイムズ社に移り、ベイルート、エルサレム両支局長を歴任。その間、ピュリツァー賞を2度受賞。89年に帰国し、ホワイトハウス担当首席記者を経て、95年からニューヨーク・タイムズ紙の外交問題コラムニスト。2002年、テロ問題に関する執筆活動により、3度目のピュリツァー賞を得る。著書に、全米図書賞を受賞した『ベイルートからエルサレムへ』などがある
マンデルバウム,マイケル[マンデルバウム,マイケル][Mandelbaum,Michael]
ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院教授。同大学院のアメリカ外交政策研究プログラムを担当。フォーリン・アフェアーズ誌、タイム誌、ニューヨーク・タイムズ紙、ウォール・ストリート・ジャーナル紙など主要メディアにたびたび登場。これまで20冊以上の著作がある
伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説まで幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kubottar
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takao
K
むとうさん