内容説明
戦国乱世の京の都に、常陸国鹿島より一人の少年が現れた。名は塚原新右衛門高幹、のちの卜伝である。兵法修行の旅に出ていた新右衛門は、なぜか謀略渦巻く幕府の権力闘争に巻き込まれてしまう。そして幾多の闘いに勝利を収め、天下一と呼ばれるまでになった新右衛門の前に、突如、謎の敵が立ちはだかった…。
著者等紹介
小島英記［コジマヒデキ］
作家。１９４５年福岡県八女市生まれ。早稲田大学政治学科卒業。日本経済新聞のパリ特派員、文化部編集委員などを経て独立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nanomin
1
孤舟→ト伝 一気にいただきました。2017/01/29
ホン
1
室町時代に生き抜いた剣豪、塚原卜伝の物語。足利歴代将軍などの権力闘争或いは山本勘助との馴れ合いなど歴史の大きなうねりにも密接に関係しており、それなりに読み応えがあった。2011/01/21
Amarilli
0
自分を試しに兵法修行の旅に出た！！当年十六歳！説明不…必要？ならば語ろうッ！！塚原新右衛門高幹、のちの卜伝だ～～～ッ！！これ一冊で塚原卜伝の人となりがあらかた把握できるぞ！曰く「全編あらすじみたいな」と感想をここに書いても問題はなかろうか？あるか？そうか。あ、あと表紙デザがかっちょいいですよね2012/07/18
ともちゃん
0
戦国時代の剣豪である塚原朴伝のことは全く知らなかったので、その生涯を楽しみにしていました。新右衛門高幹のときに16歳で勘兵衛を伴い兵法修行の旅にでる。そして修行の末秘剣「一太刀」を極め新当流を広めていく。生涯で多くの将軍に愛されるその人となりをもう少し知りたかった。 2011/03/11
maito/まいと
0
卜伝関連の小説の中では、割とエンタメ要素が多かった気がする。思想要素・青春要素・バトルシーンのどれも深くなく、すんなり読めた。もう少し読み応えのある重い要素を押し出してくれればもっと読み応えがあったのになあ。2011/02/22
