内容説明
電話料金を安くする!稲盛和夫と若き19人の挑戦。体力、資金力ではるかに勝る相手との戦い―なぜ、何も持たない弱者が勝ち残ったのか。プロジェクトの成功に必要な要素がすべてここにある。克明に描かれた物語から“経営の実践”が見えてくる。
目次
プロローグ 電話料金を安くする!
第1章 渦に飛び込む挑戦者たち
第2章 若き十九人の船出
第3章 弱者がトップに躍り出る
第4章 ぶどうの房と外様大名
第5章 不死鳥のように蘇れ
第6章 小異を捨てて大同に
著者等紹介
渋沢和樹[シブサワカズキ]
作家。1959年横浜生まれ。第二電電企画など新電電の事業化調査会社が設立した84年に出版社入社、新人記者として通信自由化のただ中で取材を行う。97年、通信を題材にした長編ミステリー小説『銹色の警鐘』(中央公論社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yearning for peace
4
本書を2日間で読み上げ、胸に熱いものが込み上げてきた。冷え切っていた心にボッと何かを灯してくれた。完遂しようという力強さに圧倒。「アメーバ経営」で知られる稲森和夫が温めてきた通信事業者の設立に向かって、かき集めた仲間と共に、いくつもの障害を乗り越えて、第二電電からKDDI立ち上げまでの変遷を追っている。危急存亡のときにトップが指し示す方針が何より決め手だと思うが、いろんな場面でそれが伺える。そして、それに邁進する部下たちの真摯な思いが胸を打つ。結果、天の配剤をも味方につけ、危機を脱しているような気がした。2010/04/21
田中
3
臨場感あふれ、スラスラ読めました。フィロソフィーと管理会計、高収益率の大切さがよくわかりました。高い利益率と信念から交渉を有利に進め、大同団結が生まれたドラマが楽しかった。2015/08/14
teihen
3
稲盛和夫のぶれない想い、徹底された経営方針。すさまじぃ。本を読んで、こんなに鳥肌がたったことはない。「動機善なりや、私心なかりしか」JALの今後にも期待大!!2010/04/24
MT
1
通信業界の変遷がとても分かりやすく書かれていた。また大義の志を携えて巨人のNTTに挑む稲盛氏の生き方に感銘を受けた。2022/03/26
jjm
1
第二電電創設の話し。稲盛さんやNTTから飛び出した千本さんが活躍。息子の千本くんは通ってた小学校の一学年上だったが、かっこよかったお父様のようになられているだろうか。