内容説明
太平洋戦争末期、南方の戦場で死と向き合った日々。戦後、蔵相秘書官、国税庁長官、博報堂代表取締役などを歴任した著者が、あの戦争で命を落とした人々への思いを慟哭とともに綴る。
目次
開戦の日
福住旅館で
「短現」へ
舞鶴航空隊
先任参謀
命令変更
カーニコバル
七百五十キロの旅
ペナンへ
敗戦そして〔ほか〕
著者等紹介
近藤道生[コンドウミチタカ]
1920年神奈川県生まれ。42年東京帝国大学法学部卒業、大蔵省入省。海軍短期現役士官として主計中尉、大尉となり、カーニコバル島、ペナン島に赴任。抑留、復員後47年に大蔵省に復職。大臣官房長、銀行局長を経て72年国税庁長官。75年博報堂代表取締役社長に就任、同会長、代表を務め、2002年より博報堂最高顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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