出版社内容情報
新聞に頻出する漢字の中国と日本における意味の違いや本来の用法を、この分野の碩学が該博な知識でやさしく解説する”時事漢字”の入門書決定版! 普段何気なく使う漢字言葉から時代の気分まで浮かび上がってくる。
内容説明
新聞をにぎわす日本語になった156の漢字コトバの履歴を中国古典に照らしてさかのぼり、時に洒脱なユーモアで当世漢字事情への皮肉をチクリ。驚きと発見に満ちた痛快な日本語コラム集。
目次
1 甲申(平成十六年、二〇〇四年)の漢字コトバ(写真;画餅;青春 ほか)
2 乙酉(平成十七年、二〇〇五年)の漢字コトバ(日本;反面教師;文学 ほか)
3 丙戌(平成十八年、二〇〇六年)の漢字コトバ(座右銘;大器晩成;駅伝 ほか)
著者等紹介
興膳宏[コウゼンヒロシ]
1936年福岡市生まれ。京都大学名誉教授。専攻は中国語学・中国文学。文学博士。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。名古屋大学を経て京大文学部教授、京大文学部長を歴任。京大退官後、京都国立博物館長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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