ウォール街のマネー・エリートたち―ヘッジファンドを動かす人びと

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532164843
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C3034

内容説明

本書は、一九九八年ロシア危機から二〇〇四年七月までの約六年間を時間軸に、ウォール街の投資銀行やヘッジファンド運用会社の経営陣、トレーダー、投資家、そして、運用者と投資家の間に立つコンサルタント、弁護士、国際税理士など、ヘッジファンド業界に携わるさまざまな人びとが往来・交差する模様を描き出す。

目次

第1章 ロシア危機
第2章 ノン・ランダム・ウォーク理論
第3章 ファンド・レイジングの新展開
第4章 ITバブル崩壊と九・一一テロ
第5章 ファニー・ファンドの新ビジネス
第6章 ヘッジファンドの新潮流
第7章 アメリカ社会に生きる
第8章 ヘッジファンドの進化
第9章 リスク・コントロール

著者等紹介

大井幸子[オオイサチコ]
1981年、慶応大学法学部政治学科卒業。83年、同大学院経済学研究科修士号取得。85年からフルブライト奨学生としてアメリカのスミス・カレッジとジョンズ・ホプキンズ大学院高等国際問題研究所に留学。87年、慶応大学大学院経済学研究科博士課程修了後、明治生命保険国際投資部勤務。89年、格付け機関ムーディーズ社へ転職。以後ニューヨークのリーマン・ブラザーズ、キダー・ピーボディにて債権調査・セールスを担当。2001年4月、Strategic Alternative Investment Logistics(SAIL),LLCをニューヨークに設立。現在、同社マネージング・ディレクター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinya

2
ドキュメンタリーみたいな作品で、登場人物は実際の人をモデルとしたキャラクターたち。巨額の資金を動かすヘッジファンドの運用者は自信とプレッシャーがとてつもないものだと思う。出てくる額も日本のファンドと桁違いな額で、その中でリスクを取っていくことはそうそうできることではないと思う。2016/09/15

葵堂

1
そこそこ私小説的な雰囲気もあるが、ITバブル崩壊以降、LTCMとか911以降ぐらいのウォール街におけるヘッジファンドに絡む人描いた物語。事実に則したところもあるのだろうけれど、経済的部分よりもキャラ同志の絡みに重点を置かれている感じだった。2015/07/13

ミッツデラックス

0
抽象的な話よりもヘッジファンドで働く人々のヒューマンドラマという感じだった。わりと面白かった。また読みたい。2020/02/17

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