内容説明
読めば糸引くNIKKEI NET「食べ物新日本奇行」単行本化。日常の食べ物は「方言」である。まず驚く。そして大爆笑。やがて「へぇー」と納得!信じられないようなユニークな食べ物・食べ方も、その土地の人々の歴史にしっかり根ざしている―。
目次
1 天ぷらにソースをかけるのはここだ!
2 日本の甘味処はここ!
3 「東日本は納豆好き西日本は納豆嫌い」を検証する
4 お肉と日本人
5 冷やし中華は「冷麺」なのか「冷やしラーメン」なのか
6 ご当地どんぶり・ライスもの
7 LIVE版愛と涙の「食の方言」実食ツアー
著者等紹介
野瀬泰申[ノセヤスノブ]
1951年福岡県生まれ。日本経済新聞文化部編集委員。大阪でソースをかけた天ぷらを食べる人々の姿を見て、「食の方言」に関心を抱く。以来10年余、全国の食品サンプルを観察し続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも*
13
なかなか興味深かった。 両方食べないけど赤飯に甘納豆とか納豆に砂糖にびっくり。 給食に納豆が出て来る地域で無くて良かった… 取り敢えず「肉」は牛肉だし「冷麺」だし甘い卵焼きはイマイチだなー 「飲まないと思う心も日暮れまで」に笑った。 2014/06/23
ごま
13
狭い日本だけど、言葉だったり振る舞いだったり、地域性の違いは面白い。隣県じゃなくて意外と離れた土地と同じ習慣があると、何故そうなったのか気になる。この本は学術本ではないので、良い意味で脱線する。全国各地から思い思いの投稿がありそれを紹介し、統計をとってくれる。納豆に砂糖や塩を入れるなんて知らなかったなぁ。肉って西日本では牛肉を指すんだ。ご飯にシチューを掛けるのは…調べて欲しいな。2014/06/01
たらちゃん
8
父は天ぷらにもカレーにもソースをかけて食べていたけど、子どもだった私は「何か違う」と感じていた。味覚は好みだもん。2024/08/02
かもめ
8
天婦羅にソース、カレーにソース、豚まんにそーす・・・ケンミンショー的な内容。2021/05/15
yuzuriha satoshi
7
東京ソースカツ丼包囲網 天ぷらには何をかける たしかに地域に根付いた食習慣は方言と言えます 秘密のケンミンショーの元ネタみたいな本 実際に見るより文章から想像する方が面白い2013/07/02