出版社内容情報
グローバル化が進む中で一躍注目されるようになった「帝国」。帝国とは何かを明らかにし、地政学、政治力、経済力、文化力、人口、地理的関係など、ローマ以来の様々な帝国のパワーと限界を比較した注目の書。
内容説明
グローバル化の進展とともに注目を集める「帝国」。帝国とは、どう理解すべきものなのか。帝国の本質、パワー、ジレンマを、壮大な時間・空間のスケールと細密な叙述で描き出した比較歴史学の金字塔。上巻では、帝国の概念を問い直し、ローマ帝国、中華帝国を比較。さらに、大英帝国、オスマン帝国、ハプスブルク帝国の興亡を描く。
目次
第1部 帝国(帝国―ことばとその意味;グローバルにみたパワーと帝国)
第2部 さまざまな帝国(大英帝国;オスマン帝国;ハプスブルク帝国)
著者等紹介
リーベン,ドミニク[リーベン,ドミニク][Lieven,Dominic]
英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授。現在、政治学部長を務める。ブリティッシュ・アカデミー・フェロー。近現代ロシア史の気鋭の研究者として世界的に知られる。1952年シンガポール生まれ。1973年英ケンブリッジ大学史学科を首席で卒業。米ハーバード大学ケネディ・スクール・スカラー、LSE政治学部講師をへて現職。東京大学、ハーバード大学客員教授、独フンボルト・フェローを歴任
袴田茂樹[ハカマダシゲキ]
青山学院大学国際政治経済学部教授。現在、国際政治経済学部長を務める。1944年生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。モスクワ大学大学院修了。東京大学大学院国際関係論博士課程単位取得退学。プリンストン大学客員研究員、モスクワ大学客員教授、東京大学大学院客員教授を歴任。専攻は現代ロシア論、ロシア社会論
松井秀和[マツイヒデカズ]
1968年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。同大学院国際政治経済学研究科(国際政治学専攻)修士号取得。現在、通信社勤務
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感想・レビュー
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KAZOO
Shinya Naito
Shinya Naito
アリョリョ
Studies