出版社内容情報
そごうの再建処理はなぜつまずいた? 外形標準課税論議はどこがおかしい? 財政危機ってどのくらい深刻? 難解な経済をやさしく語ることで定評のある著者が、日々の経済ニュースをコラムスタイルで解きほどく。
内容説明
そごう救済シナリオはなぜくずれたのだろうか?大借金国日本の近未来は?銀行の外形標準課税論議はどこが間違っているのか?日々の経済ニュースの裏に隠れて見えにくい「深層」と「真相」を、気鋭の論客がずばり斬り込む。
目次
1 この道はいつか来た道(この道はいつか来た道 円高と超低金利;大借金国家、日本 ほか)
2 もしも私が悪魔なら(失われた一九九九年ペイオフ全面延期;もしも私が悪魔なら「ペイオフ解禁」を宣言する ほか)
3 あの金はどう使うべきだったか(外形標準課税。さすが都知事、されど都知事;外形標準課税その後―拝啓 全銀協殿 ほか)
4 ちょっと耳よりな腹の立つ話(GWサービス チョット耳よりな「腹の立つ」話;情報開示後進国 ほか)
5 そして先送り政策は続く(国を売り渡した契約書;ポストそごうのシナリオ ほか)