内容説明
本書の目的は、金融ビジネスの歴史的事例を取り上げることによって、金融技術が制度(慣行や法のようなルール)として定着する過程を検討し、今後の金融制度改革に役立つ現実的な情報を提供することである。
目次
制度(慣行や法のようなルール)の重要性
信用ビジネス(古代アテナイ・ローマ;中世盛期フィレンツェ)
証券ビジネス(重商主義期イギリス;軽工業期イギリス;鉄道創業期イギリス)
重工業金融ビジネスの多様性
著者等紹介
青野正道[アオノマサミチ]
1950年、新潟県に生まれる。早稲田大学理工学部物理学科中退、北海道大学経済学部卒業、東北大学大学院経済学研究科修了。現在、北海学園大学経営学部経営学科教授。銀行論、金融論担当
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