出版社内容情報
物至上主義からココロの幸せを。経済効率一辺倒の戦後の仕組みが立ち行かなくなっている。それぞれが認め合い、「個」を生かせるような政治・経済・社会のあり方は? 新たな日本のグランドデザインを描く。
目次
プロローグ 心の豊かさが得られる国
第1部 新世紀へ向けて ------ 地球カレンダーで考える
1章 新たな時代をどう切り開く
1 人類の歴史から現考える
2 世界は
3 日本の今 ------ 上からの民主主義、未成熟な個人主義
2章 物質的な富から心の幸せへ
1 「個」による日本再生設計
2 幸せについての問い直し
第2部 「生きがい大国」へ ------ 「市民本位の社会」への転換
3章 憲法の良い点、悪い点
1 日本国憲法の先進性
2 有事の問題について
3 新しい権利について
4章 迷走する政治 ------ 「無党派層」台頭の意味
1 経済オンリーの政治から脱却せよ
2 求められる「生活大国」への転換
3 行き場のない巨大な無党派層
4 政界再編の座標軸とは
5章 「法人」経済から「個人活用」型経済へ
1 経済効率一辺倒でいいのか
2 柔らかい経済の仕組みを
3 地域通貨を知っていますか
4 ギャンブル経済について
6章 弱者保護から自立を促す政府へ
1 硬直化している財政制度
2 行政機能を住民がどう補完
7章 草の根外交のすすめ
1 多様化する国益
2 国民同士の交流
3 NGOの役割
4 日本の外交スタンスの明確化
8章 求められる司法の改革
1 縮み志向の司法
2 始まった司法改革
3 裁判制度の改革
4 法曹一元化について
5 検察の問題
9章 変化する「公益」とNPOの役割
1 「物の豊かさ」から「心の豊かさ」へ
2 行政ではできない分野の拡大
第3部 「個」の確立と生きがいの探求
10章 地方こそが主役
1 自分の場の確立
2 新しい政治の仕組みを
11章 自分を生かす労働
1 労働とは
2 生きがいを持てる仕事の仕組みを
12章 社会福祉・三つの考え方
1 三つのキーワード
2 権利を認める
3 小さな政府と大きな福祉
13章 社会貢献教育のすすめ
1 教育は自立支援のもの
2 教育改革の方向性
3 それぞれの必要で学ぶ
4 社会貢献教育の導入を
14章 これからの家族関係
1 愛情に基づく関係
2 結婚制度の先進国化
3 子育てと夫婦の対等な関係
15章 政治に口を出す宗教
1 宗教とは
2 信仰の自由
エピローグ
1 「個」を生かす
2 「国益」から「個益」へ
内容説明
お金だけでは幸せになれない。経済成長に邁進し、「滅私」に甘んじてきた日本人。それぞれの「個性」をどう生かし、制度疲労の著しい日本をどう再設計するのか。著者渾身の書き下ろし。
目次
第1部 新世紀へ向けて―地球カレンダーで考える(新たな時代をどう切り開く;物質的な富から心の幸せへ)
第2部 「生きがい大国」へ―「市民本位の社会」への転換(憲法の良い点、悪い点;迷走する政治―「無党派層」台頭の意味;「法人」経済から「個人活用」型経済へ;弱者保護から自立を促す政府へ;草の根外交のすすめ;求められる司法の改革;変化する「公益」とNPOの役割)
第3部 「個」の確立と生きがいの探求(地方こそが主役;自分を生かす労働;社会福祉・三つの考え方;社会貢献教育のすすめ;これからの家族関係;政治に口を出す宗教;これからの世界と日本人)




