出版社内容情報
平和と安定を希求し続けた政治家、マイク・マンスフィールド。米国アジア外交の専門家として、駐日大使として立ち会った歴史的事件の数々を、自らの生き方と重ね合わせて語る「二十世紀最後の証言」。
目 次
マンスフィールド回想--私の履歴書
美しい日本との出会い
二度の家出、十四歳の入隊
人生の扉を開いた人
政界へ--挑戦二度目の初当選
対日戦争
「中国リポート」の波紋
日本の復興を援助すべし
北方領土問題への危惧
ジョン・F・ケネディ
幻の中国攻撃計画
キューバ危機
ベトナムはベトナム人の国である
泥沼の戦争
断固反対--ジョンソン大統領の決断
米中外交の扉を開く
北京への道
周恩来が残した言葉
アジア新政策
駐日大使--七十三歳の大任
米軍事故--謝るべきは速やかに
皇太子殿下との楽しい時間
通商摩擦--欲張るSTRを一喝
日米自由貿易協定
レーガンからの電話
離日の時
ライシャワー
最も重要な二国間関係--「日本はずし」への反論
うさぎと亀--そろりと進む小渕流
安定の世紀に向けて
平和と安定の人 小孫 茂
マンスフィールド上院議員との時間旅行
現場主義者・マンスフィールド
不介入主義を貫く
政権に入らなかった男
ニクソンと周恩来
いつも目はアジアに
巻末に英語版収録
内容説明
「歴史に学ばなければ、歴史が教えに来る」不介入主張を貫いたベトナム戦争、親友ケネディの暗殺に見せた涙、日米の間で苦渋した通商摩擦…。アメリカ政治史上屈指の平和主義者は、歴史的事件の数々に、何を考え、どう関わったのか。波乱に満ちた96年の人生に重ね合わせ、「戦争の世紀」を述懐する。
目次
美しい日本との出会い
二度の家出、十四歳の入隊
人生の扉を開いた人
政界へ―挑戦二度目の初当選
対日戦争
「中国リポート」の波紋
日本の復興を援助すべし
北方領土問題への危惧
ジョン・F・ケネディ
幻の中国攻撃計画〔ほか〕