出版社内容情報
イスラム原理主義者と中国、米国の間の興味深い戦争シミュレーションを織り交ぜ、21世紀の安全保障の実像に迫る異色の読み物。情報技術が、日常生活を見えない「戦場」に変える予測は、もはやSFの世界ではない。
現代の戦争の様相が、過去の戦争とどれほど変ったものになり、そして、その変化がさらにどれだけ進むと考えられるかを教えてくれる。現代の戦争は情報戦争である。といって、スパイ合戦という意味ではない。コンピュータを高度に利用した軍事技術の発達によって、戦争のあらゆる局面が完全に様相を変えてしまったということである.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』 293頁、より)
内容説明
大量殺戮の世紀が終わりを迎え、戦場はサイバースペースへと移りつつある。先端兵器研究から実戦、模擬演習、ハッカーの犯罪まで、本格化するインフォメーション・ウォーフェア(情報戦)を探る最前線からの迫真の報告。
目次
情報世界の戦争
砂漠の神話
半導体チップの挑戦
まっすぐ撃てないギャング
虎にまたがる
強者たちの試練
革命のマーチ
ダブル・タップからダブル・クリックへ
フライ・オン・ザ・ウォール―武器と虫たち
テニスボールでショックを〔ほか〕
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