出版社内容情報
「国民に二次負担はかけない」。誰もが不可能と考えた公約を敢然と掲げ、ありたけの知恵を傾け闘う男・中坊公平。飾らない人柄から、政治家、銀行、官僚、悪辣な借り手との知られざる闘いの日々を生き生きと描いた話題作。
内容説明
あらん限りの知恵を傾け、身を賭しての「住専」処理。二度の辞任表明、銀行・政治家・悪徳業者との対決…。稀代の仕事師の孤軍奮闘、その人生の軌跡と素顔を描く。
目次
第1章 始動
第2章 親方
第3章 対決
第4章 危機
第5章 闘争
第6章 素顔
第7章 追及
第8章 檄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
snakedoctorK
1
住管機構での中坊公平氏の闘い2021/04/26
TM
0
かつての住専問題での渦中の人であったらしい。気骨のある弁護士で、優秀な経営者。その人柄や、弱気を助け強気をくじく、そんな正義のリアルヒーロー的な人です。現実にこんな方がいたのかと思うと、なんというか、今の世の中にこういう人がリーダーとなって闘う人が世に出ないもんかな、とも思います。住専問題を中心に、中坊公平という人の半生、生き様などが凝縮された一冊です。2014/11/18
たかし
0
最近になって亡くなったので。まだ中坊弁護士と整理回収機構に対して国民の信頼があったころの話。うーん、国民に負担掛かりまくり…。2013/07/22