吉宗と享保改革―江戸をリストラした将軍

吉宗と享保改革―江戸をリストラした将軍

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532161415
  • NDC分類 210.55
  • Cコード C0021

内容説明

今、経営者に最も魅力ある男。“元禄バブルの崩壊”による幕府倒壊の危機を立て直した徳川吉宗。’95NHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』の監修者の碩学が、これまでの研究を総決算した意欲作。

目次

1章 徳川吉宗とはいかなる人間か
2章 “元禄バブル”とその崩壊
3章 幕府権力の転換
4章 八代将軍吉宗の登場
5章 吉宗の改革政治
6章 吉宗の財政再建
7章 経済活動への舵取り
8章 吉宗が残したもの

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

8
吉宗までが長い(ほぼ半分)。だがおかげで、元禄から享保までの政治史が整理できる。柳沢吉保、荻原重秀、新井白石…名前は知っていても、歴史上の立ち位置が曖昧だったのでうれしい。さて、暴れん坊将軍、もとい米将軍、満を持して登場。元禄バブル崩壊後の立て直しに挑む。立ちはだかるのは石高制(米で税を徴収する)そのもの。太平の世が続き、米の生産量が増加。供給が需要を超えたとき、「米価安の諸色(=生活に必要な諸物資)高」が出現。吉宗は米の価格を引き上げることで抑えようとするが巧くいかない。その時、大岡越前に秘策あり。2022/05/04

石ころ

0
吉宗というか吉宗までのおさらいが長かったね2020/04/18

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