出版社内容情報
書名
内容説明
驚異の「企業革新方式」を解明!「常識はずれの改善活動」を全社で自主的にやる風土・習慣はどうしてできるのか。
目次
第1部 トヨタ式企業革新―変わり続ける企業の秘密(なぜトヨタは変わり続けるのか;トヨタ式企業革新の展開方法;変化し続けるトヨタのDNA;キーワードは経営マインド;変革型人材を育てる土壌はなにか ほか)
第2部 日本的改革への道(進化する組織と変革型人材;本気でやる気のある前向きな集団をつくる;変革の中核を担うリーダーの要件)
著者等紹介
柴田昌治[シバタマサハル]
(株)スコラ・コンサルト/(株)エデュコンサルト代表、(株)コア副社長。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。大学院在学中にドイツ語語学院を始めた学生起業家のひとり。30代の頃にはNHKテレビ語学番組の講師を務めるなど幅広い経験を持つ。ビジネス教育の会社を設立後、企業風土・体質の改革に独自の手法を考案し、実践している
金田秀治[カネダヒデハル]
(株)コア副社長。富山大学卒業後、トヨタグループの(株)関東自動車工業に入社。主に生産管理畑を歩み、長年にわたって現場改善から生産システム構築に至るまでの「モノづくり改革」に幅広く取り組む。現在は、(株)コアで生産システム構築に関するコンサルティング活動を行う
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
11
正しいと思うことをみんなでやれば、みんなが利益を得られるはず。しかし、自分だけが正しいことをすることになってしまって自分だけが損をするのがいやだ、とそれぞれが思って、だれもが正しいと思うことをやらないようになってしまう。こういう問題は、お互いがお互いの考えていることがわからなくなって、疑心暗鬼に陥ることで生じる。気心が知られていない他人同士が集まったときにこういうことが生じやすい。問題は同じ組織で仕事をしていて、本来は何を考えているのかわかっていて当然の人間同士でも、こういうことが起きていることである。2016/11/22
Shori
2
これも三年先に必要になりそうな本。今からできることは、まず、何のための仕事か、問題に対してなぜを繰り返す。今の自分が決して変革型ではなく、管理型に近い特性を持ってると気づけたことも収穫。自覚が一歩目。2012/02/24
雪だんだ
1
初読み トヨタの強さは、誰かにやらされるではなく、自ら行動する。 そういう意識とシステム作りが長年かけて出来上がってきた結果なのだと思う。それを一朝一夕で自分の物にしようと思っても、 俄然無理な話。根気よく継続していく。ここなんだと思う。2019/04/03
ともあきほ
1
前半はトヨタについてだが、全体を通してはトヨタでの事例を捉えたコンサルティングについての本である。為にはなる 2004/12/29
ともあきほ
1
トヨタというよりビジネス本で変革とは何か?どのような人材が必要か?が分かる本。又読み返す事。勉強にはなる。 2003/03/23