出版社内容情報
東邦、第百、千代田、協栄…。相次ぐ破綻に揺れる生保各社。だが、危機はまだ続く。その経営状態をデータにより徹底検証し、危機の根源は何か、どの部分に弱点があるか、再編には何が必要かを明らかにする緊急出版!
目 次
はじめに
第1章 生命保険会社の現状
1 生保資産の状況
2 負債・資本の状況
3 損益状況
4 生保業界再編の動向
第2章 保険業法改正と早期警告システム
1 一九九六年の保険業法改正
2 生命保険会社の早期是正措置
3 ソルベンシー・マージン比率
4 修正ソルベンシー・マージン比率
5 実質債務超過基準
第3章 生命保険会社の経営破綻時における契約者保護
1 保険契約者の保護の必要性
2 セーフティーネットの創設
3 セーフティーネットによる契約者保護上の問題点
4 破綻会社の早期処理と破綻の防止
第4章 生命保険会社の経営チェック機能
1 保険計理人
2 総代会
3 評議員会
第5章 保険相互会社の株式会社化
1 海外における株式会社化の動き
2 寄与分に基づく補償
3 端株の一括売却
4 保険契約者配当・株式配当の調整
5 組織変更剰余金
6 増資
7 株式会社化におけるディスクロージャーの問題
コラム
おわりに
生命保険会社を読むデータ(資料編)
注
参考文献
内容説明
“健全度”指標を厳格にチェック!東邦、第百、千代田、協栄…相次ぐ破綻に揺れ動く生保業界。ソルベンシー・マージン比率は健全性を正確に表していなかったのか?予定利率と運用利回りの逆ざや問題、銀行との株式持ち合い構造、ガバナンス問題など重要ポイントを総ざらいする。
目次
第1章 生命保険会社の現状(生保資産の状況;負債・資本の状況;損益状況;生保業界再編の動向)
第2章 保険業法改正と早期警告システム(1996年の保険業法改正;生命保険会社の早期是正措置 ほか)
第3章 生命保険会社の経営破綻時における契約者保護(保険契約者の保護の必要性;セーフティーネットの創設;ソルベンシー・マージン比率;修正ソルベンシー・マージン比率;実質債務超過基準)
第4章 生命保険会社の経営チェック機能(保険計理人;総代会;評議員会)
第5章 保険相互会社の株式会社化(海外における株式会社化の動き;寄与分に基づく補償;端株の一括売却;保険契約者配当・株式配当の調整;組織変更剰余金;増資;株式会社化におけるディスクロージャーの問題)