稲盛和夫の実学―経営と会計

稲盛和夫の実学―経営と会計

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532147051
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

出版社内容情報

会計がわからんで経営ができるか。バブル経済に踊らされ、大不況を招いた経営者は何がわかっていないのか。キャッシュベース、筋肉質経営、完璧主義、公明正大な経理――。今こそ求められる稲盛流「経営のための会計学」を初めて明かす。

内容説明

「虚業と虚学」がもてはやされたバブル時代のしっぺ返しを受け、塗炭の苦しみにあえぐ日本を立て直すには、実学こそが求められる。ゼロから経営を学んでいく過程で、会計は「現代経営の中枢」であることを体得した著者が、その実学の真髄を説き明かす。

目次

序章 私の会計学の思想
第1部 経営のための会計学―実践的基本原則(キャッシュベースで経営する―キャッシュベース経営の原則;一対一の対応を貫く―一対一対応の原則;筋肉質の経営に徹する―筋肉質経営の原則;完璧主義を貫く―完璧主義の原則;ダブルチェックによって会社と人を守る―ダブルチェックの原則;採算の向上を支える―採算向上の原則;透明な経営を行う―ガラス張り経営の原則)
第2部 経営のための会計学の実践―盛和塾での経営問答から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tαkαo Sαito

17
これも友達からいただいた本。予想以上に良書でした。久しぶりに頭を使いながら、考えながら読まなければいけなく、個人的に今年から金融業界に進む友達に読んでもらいたいかも笑。京セラの経営(アメーバ)、管理、会計システムが一通り書かれており、個人的に私は大学1、2年と簿記2級を勉強していたので大方理解できたので面白かったですが、稲盛さんのそれ以上の管理徹底ぶりがすごかったです。終わりの部分の、経営者との問答がすごく濃厚でした。「なぜ社員はやる気をなくしているのか」という本も読んでいたのでいろいろとつながりました。2015/01/19

ソラーレ

9
会計を使って実際の経営の舵取りをする方法を学んだ。 京セラ(稲盛和夫)が急速な事業展開できた一つに経営者が経営の状態を一目で分かるようにしてかつ経営者の意思を徹底できる会計システムを構築していた。 会計でお金の流れを知ってこそ自らが間違いの少ない経営判断ができたのであろう。経理任せにせずに自ら経理を学んでいったところが良かったんだと思った。2024/09/29

abekinu

7
会計が苦手で、これまで稲盛氏の著書を読んできたが避けていた一冊。難しいと思いきやいたってシンプルな考え方。経営だけではなくある意味家計にも応用できるところがあるかもしれない。2015/03/25

村越操

6
会計の入門書にはならないが、経営と会計の結びつきといった理念的な勉強になります。稲盛和夫の考え方を会計を通して知ることができる、一度は読んでおきたい会計経営書2013/01/03

デューク

4
稲盛和夫が著した「経営のための会計学」の本。 「人間として何が正しいのか」を判断のベースとする、良くない事態でも勇気を持って社外に公表する、使う分だけ当座手配する、道理に合わないなら損をしてでも自分の考えを貫く、などなど。会計の細かい知識を述べるのではなく、それ以前の心構えを語る一冊。厚さの割にはさらっと読めるが、それは筆者が誰にでもわかる平滑な言葉で、誰にでも納得できる事柄を述べているからだろう。おすすめ2017/11/15

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