内容説明
戦後流通革新のダイナミズム。総合・食品スーパー、家電量販店、ドラッグストア―。戦後の小売業発展の原動力となったのは多様な経営交流活動だった。豊富な資料、綿密な聞き取り調査をもとに、戦後流通近代化のメカニズムを初めて解明した労作。
目次
序章 経営交流の本質
第1章 流通革命の胎動―初期スーパー
第2章 競い合う仲間たち―総合スーパー
第3章 日本型業務システムの構築―スーパーマーケット
第4章 協業の流れのなかで―中小スーパー
第5章 メーカー支配からの脱却―家電量販店
第6章 立地革命の推進役―ホームセンター
第7章 市場制覇するカテゴリーキラー―郊外型紳士服専門店
第8章 情報協業で業態革新―ドラッグストア
終章 経営交流の組織動態