内容説明
地球環境保全基準を守りながら、いかに経済発展を進めるかが今後の世界を方向づける重要ポイントだ。「技術進歩」と「生産性」のアプローチにより中国・インド・アフリカなど注目国や石油・ガス・電力・廃棄物などの具体的産業について実証分析を試みた意欲作。
目次
序章 資源・エネルギー・環境
第1章 生産性の方法論
第2章 グローバルな技術進歩と生産性
第3章 新興国・途上国における環境問題への取り組み
第4章 資源枯渇と技術進歩―石油・ガスへの応用
第5章 日本のエネルギー産業の規制緩和と民営化
第6章 日本の農林水産業の政策と気候変動の影響
第7章 日本の製造業・金融業・廃棄物業界と環境問題―事例研究
著者等紹介
馬奈木俊介[マナギシュンスケ]
九州大学大学院工学研究科修了。ロードアイランド大学大学院修了(Ph.D.(経済学博士))。サウスカロライナ州立大学ビジネススクール講師、東京農工大学工学部助教授、横浜国立大学経営学部准教授などを経て、東北大学大学院環境科学研究科准教授。東京大学公共政策大学院特任准教授、経済産業研究所ファカルティフェロー、IGESフェロー、IPCCリードオーサーを兼任。環境経済・政策学会学術賞、環境科学会奨励賞、日本計画行政学会奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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