進化する年金運用―目的別ポートフォリオと新たなベータ戦略

三菱ＵＦＪ信託銀行【編】

日経ＢＰＭ（日本経済新聞出版本部）（2012/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 236p／高さ 22cm
• 商品コード 9784532134297
• NDC分類 366.46
• Cコード C3033

内容説明

激動する市場に対応した運用の枠組みを提示。運用目的によって資産クラスを定義し管理する目的別ポートフォリオや、時価総額加重インデックスに代わるベータ獲得手法、負債のリスクを抑制する戦略といった新たなベータ戦略を提案、体系的に解説する。

目次

第１章　年金運用の歴史とベータ（米国における企業年金の発展と証券投資の歴史；現代投資理論（ＭＰＴ：Ｍｏｄｅｒｎ　Ｐｏｒｔｆｏｌｉｏ　Ｔｈｅｏｒｙ）の系譜　ほか）
第２章　インデックスの理論と実際（ベータ投資の有効性の議論；株式時価総額加重インデックスの特性と議論　ほか）
第３章　政策アセットミックス―資産のベータ配分（現状の政策アセットミックスの状況；政策アセットミックス策定時の検討事項　ほか）
第４章　新たなベータ戦略とその意義（負債を意識した債券運用；株式のリスク抑制　ほか）
第５章　年金運用におけるベータの活用（実践ポートフォリオの構築；実践ポートフォリオ構築のフレームワーク　ほか）
第６章　目的別ポートフォリオによる年金運営（変革が求められる従来型年金運用；新たな運用フレームワーク　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ozapin]

リーマンショック以降、運用資産別ポートフォリオから目的別ポートフォリオに大きく変化していったわけだが、（できてないところもまだ沢山あるが）、その潮流が良くわかる本だった。

2014/11/10

[Yudai Soshizaki]

タイトルほどの目新しさには欠ける印象。しかし、優秀な三菱の皆さんならではの細かい分析は特筆。

2012/11/03