内容説明
リーマン・ショックによる不況から立ち直りつつある日本経済を検証し、新しい産業再編、激変するアジア市場、地球環境問題の行方などを解説。
目次
日本経済TODAY
景気の謎を解く
新成長の設計
物価と市場経済
人口減少時代の財政
金融システムの再構築
国際経済と日本の貿易
グローバリゼーション下の円
変わる産業構造
経営革新と雇用問題
地球環境問題を考える
環境立国への道
著者等紹介
三橋規宏[ミツハシタダヒロ]
1940年生まれ。64年慶応義塾大学経済学部卒業、日本経済新聞社入社。ロンドン支局長、日経ビジネス編集長、編集局科学技術部長、出版局次長、論説副主幹等を経て、千葉商科大学政策情報学部教授
内田茂男[ウチダシゲオ]
1941年生まれ。65年慶応義塾大学経済学部卒業、日本経済新聞社入社。編集局証券部、日本経済研究センター、東京本社証券部長、論説委員等を経て、千葉商科大学政策情報学部教授
池田吉紀[イケダヨシキ]
1943年生まれ。65年横浜国立大学経済学部卒業、日本経済新聞社入社。編集局工業部、同経済部、データバンク局経済情報部長、同局次長、日本経済研究センター事務局長、日経アメリカ社社長、格付投資情報センター社長・会長を経て、日本経済新聞社常勤監査役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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vinlandmbit
8
古本屋で購入。刊行古いですが今にも共通する点多々あり。最新版の後継書籍に読み進めたいと思います。2018/09/16
レコバ
0
日本が抱える経済問題を歴史の流れで解説しており、わかりやすかった。2015/03/15
ぷーしー
0
長いが、日本の経済史とちょっとした理論の補填があって私にはちょうど良かった。できれば大学一年のときに読みたかった。2012/02/19
たかし
0
現場感覚を戻し、マーケットや個別産業ではなく、日本経済全体の最新の課題を整理・認識するために読んだ。前回は初版だったかも。 住専問題時の農林系金融機関の当事者能力欠如・不条理不良、債権処理の遅れ、アジア金融危機等、当時を思い出しながら、現在への流れを理解。 最新トピックス、経済理論、データがしっかりまとまっており、版改訂ごとに読みたい。2011/04/17
poleeeeep
0
大学のゼミにて、一通り読みました。いろんな経済のことが書いています。入門書になると思いますが、とにかく分厚いので読みごたえは抜群です。読むのが億劫ならば、別のページが薄い本、または新聞をある程度読んでから読むと理解が進むと思います。各章の終わりに練習問題もあり、経済的な考え方を持つ練習にもなると思います。2010/12/26