内容説明
破綻寸前といわれる農業・林業の改革案、労働市場や社会保障をめぐる議論、社会構造の変化に応じて適宜調整が必要な財政・金融政策―長期停滞を脱し、この国の元気な姿を復活させるために必要な方策を提示する。
目次
序章 市場の役割・政府の役割
第1章 農政改革―成長か衰退か、岐路に立つ農業
第2章 林業における政府の役割
第3章 労働市場改革―規制強化論への反論
第4章 米国発の金融危機と金融システム改革
第5章 財政出動の宴の後に―財政・税制改革
第6章 社会保障財源としての目的消費税の活用
第7章 改革はなぜ後退したか―残された課題
著者等紹介
伊藤隆敏[イトウタカトシ]
東京大学大学院経済学研究科
八代尚宏[ヤシロナオヒロ]
国際基督教大学教養学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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