内容説明
外資系企業と日本企業の生産性比較や、外資に買収された企業のパフォーマンス変化に関する分析等を通じて、対日直接投資が何をわが国経済にもたらすかを初めて検証した画期的研究。外資経営悪玉説を排し、今後の経済拡大・発展のため何をすべきかを示す。
目次
第1章 直接投資とは何か
第2章 対日投資の実態
第3章 対日投資は日本にとってなぜ重要か
第4章 外資系企業は全要素生産性上昇をもたらすか
第5章 対日M&Aの増加とその背景
第6章 対日M&Aと投資先企業の経営パフォーマンス
第7章 対日投資倍増:必要な政策と予想される効果
著者等紹介
深尾京司[フカオキョウジ]
1956年生まれ。79年東京大学経済学部卒業、84年同大大学院経済学研究科博士課程修了。一橋大学経済研究所助教授、イェール大学客員研究員、内閣府経済社会総合研究所客員主任研究官等を経て現在、一橋大学経済研究所教授
天野倫文[アマノトモフミ]
1973年生まれ。96年一橋大学商学部卒業、2001年同大大学院商学研究科博士後期課程修了。東洋大学経営学部講師を経て現在、法政大学経営学部助教授、博士(商学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。