出版社内容情報
年金の将来債務増大に圧迫される企業財政。収益の改善、競争力の維持・向上に欠かせない、確定拠出年金や確定給付年金を上手に取り入れた新しい制度をどのように設計すべきか。第一人者が具体的にポイントを解説。
内容説明
成果型の退職給付制度から、確定拠出型年金制度、キャッシュバランスプランまで―実効性のある制度見直しを実現するポイントを、具体例をもとにビジュアルに解説。新企業年金法に完全対応。
目次
第１章 退職給付会計が企業経営に及ぼす影響
第２章 退職給付債務計算のポイント
第３章 退職給付会計に関する実務上の留意事項
第４章 年金制度における財政の仕組みと退職給付債務計算との違い
第５章 新企業年金法の解説
第６章 退職給付制度の見直しと将来の損益及びキャッシュフローへの影響
第７章 退職給付制度間の移行等に係る会計処理
著者等紹介
井上雅彦［イノウエマサヒコ］
中央青山監査法人パートナー（業務管理本部退職給付会計グループ副グループ長）。公認会計士。証券アナリスト協会検定会員。１９８６年、一橋大学商学部卒。保険会社勤務を経て、１９８８年、中央監査法人（現中央青山監査法人）入所。１９９９年、パートナー。日本公認会計士協会公的年金専門部会専門委員、日本公認会計士協会業種別監査委員会委員などを歴任
江村弘志［エムラヒロシ］
明治生命保険相互会社法人業務部年金数理室年金アクチュアリー。日本アクチュアリー会正会員、日本年金数理人会正会員。１９８４年、大阪大学理学部卒、明治生命保険入社。１９９９年より現職。日本アクチュアリー会・日本年金数理人会退職給付会計実務基準合同検討会委員、生命保険協会団体年金契約管理部会長などを歴任
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