はじめてのデリバティブ―複雑なテクニックを排し、発想の原点を学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532132279
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

ビジネスへの応用範囲が広がり、重要性を増すデリバティブについて、第一級の研究者がわかりやすく解説。大統領選やテニスの試合を例として用いるなど、高校生レベルの数学知識でも評価やリスクの本質がわかる。

内容説明

金融の世界を一変させた画期的なアイデアを、高校生レベルの数学知識でもわかるようにやさしく解説。テニスの試合を例に用いて、現代ファイナンスのカギとなる重要な原則を説明したり、豊富な実例を取り上げるなどして「デリバティブという手法の発想の原点」を明らかにする。初心者はもちろん、すでに精通した実務家にも役立つ、これまでになかった入門書。

目次

第1章 デリバティブとは何か
第2章 市場と商品
第3章 ノー・フリー・ランチの世界
第4章 複製による価格評価
第5章 オプション評価公式を求めて
第6章 企業のヘッジ手法
第7章 投資家のデリバティブ利用法
第8章 破綻―人間の無謀さによる顛末
第9章 クレジット・リスクを管理する
第10章 フィナンシャル・エンジニアリング―計算手法の開発

著者等紹介

ボイル,フェリム[ボイル,フェリム][Boyle,Phelim]
北アイルランド生まれ。ドリーナン・スクール、北アイルランドのベルファストにあるクイーンズ大学を卒業。ダブリンのトリニティ・カレッジで物理学のPh.D.を取得したのち、アクチュアリーの資格も取得する。1970年代はじめにオプションに魅了され、それ以来、デリバティブに関する数多くの論文を発表している。モンテカルロ法を用いてオプションの評価を行った最初の人物。現在は、カナダのウォータールー大学で先端金属研究所(Centere for Advansed Studies in Finace)の所長を務める

ボイル,フェイドリム[ボイル,フェイドリム][Boyle,Feidhlim]
アイルランド生まれ。カナダのキングストンにあるクイーンズ大学の政治科学部を卒業。ダブリンのトリニティ・カレッジで修士を取得したのち、コーネル大学の経営大学院でMBAを取得。スコティア・マクロード、ゴールドマン・サックスの株式部門でさまざまな仕事を行った経験も持つ。現在は、ニューヨーク在住

今井潤一[イマイジュンイチ]
奈良県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科で工学博士を取得後、同大学大学院社会理工学研究科で助手を務める。1999年8月より日本学術振興会海外特別研究員として、カナダのウォータールー大学で研究。現在は、岩手県立大学講師
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