内容説明
驚異の予測手法を解明!大暴落をはじめ数々の予言を的中、その名を轟かせたW.D.ギャンの相場理論を初めて体系的に明らかにした話題沸騰の書。ギャン・アングル、アニバーサリー、ギャン・スクエア、タイム・サイクルなど実践的テクニックをわかりやすく解説。
目次
第1部 ギャン理論の構成(ギャンにおける相場認知;ギャンの相場予測法)
第2部 ギャンの予測理論(ギャンの価格水準論―高値、安値、リトレースメント;タイム・サイクル;アニバーサリー・デイトとタイム・ピリオド;価格と時間のスクエアリング(均衡)
ギャン・アングル
ギャン・スクエア
その他のギャンの予測手法)
第3部 ギャンの運用ルール
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
四ツ谷
1
リバモアとほぼ同年代に活躍した投機家と知って手にとった。儲けた投資家あるいは投機家は多いが、儲けたまま逝去した者は意外にも少ない。投資家は儲けることと損を出すことを繰り返すがギャンは勝ち続けた。ギャンの手法はオカルトとよく聞くがギャン・アングルにギャン・スクエアと本当にオカルトだった。しかし、ファンダメンタルズにも明るい。「ギャンの運用28ルール」は現代と変わらない。それは相場が誕生したときからやることが変わってないからだろう…(ヽ´ω`)2021/02/14
よう
1
熱狂的な信者というか崇拝者のいる一方でインチキやオカルトと言われることも多いギャン。個人的には予測に頼った相場の張り方自体には否定的だ。だが、ギャン自身も手法を真似るだけではダメでそこから何かを掴み取れなければならないという意図のことを言っている。現状、自分が使用しているのはトレンドラインを引く時にギャンアングルを引いてみて相場の勢いを鑑みるという程度。以前も書いたが妄信はよくないが全否定もよくない。相場の手法に示唆を与えるという意味では否定派にも一読の価値はあると思う。2014/12/29