内容説明
株価低迷や超低金利下で運用難にあえぐ企業年金。発足以来の転機に立たされる企業年金の実態を浮き彫りにし、運用効率化のための技法や戦略、「運用基本方針」策定のポイント、運用機関の選択や時価会計への移行問題など、直面する喫緊の課題を徹底解明。
目次
第1部 年金財政を考える(高まる年金財政論議;年金財政の仕組みを解明する;年金催務をどう見るか)
第2部 運用基本方針の重要性(なぜ運用基本方針なのか;アセットアロケーション戦略;個別資産のポートフォリオ戦略;運用基本方針と年金ALM)
第3部 時価主義と企業年金(時価主義への潮流;運用パフォーマンスの測定;パフォーマンス評価と運用機関の選択)