内容説明
貿易にかかわる仕事をしているビジネスパーソン、貿易について勉強したい学生のために、幅広い知識を噛み砕いて解説しています。輸送や保険の仕組みといった実務の基本はもちろん、世界の貿易の現状、ＷＴＯの行方など、ホットな問題を理解するための生きた知識を提供します。世界の動きだけではなく日本についても、米国・ＥＵとの貿易摩擦や台頭する中国との関係、ＦＴＡなどの地域統合交渉など、歴史から最新の状況までカバーしています。
目次
１ 貿易とは（グローバリゼーションと我々の生活；生活を豊かにする貿易；貿易と国際収支）
２ 貿易の流れ（モノの流れとカネの流れ；外国為替銀行の役割 ほか）
３ 現実の貿易（変化する貿易構造；直接投資と貿易構造 ほか）
４ 世界の貿易（戦後の貿易・金融体制；世界貿易の発展；ＷＴＯの仕組み；地域統合；ドーハ開発アジェンダ）
５ グローバリゼーションとわが国の貿易（わが国貿易の歩み；貿易構造の変遷；繰り返されてきた貿易摩擦）
著者等紹介
久保広正［クボヒロマサ］
１９４９年大阪生まれ。１９７３年神戸大学経済学部卒業。同年丸紅入社。日本経済研究センター、欧州委員会出向、丸紅調査部部長代理等を経て、神戸大学大学院経済学研究科教授、経済学博士
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感想・レビュー
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桜子
6
202ページしかないのに、しっかり通読すれば知識の蓄えになります。実務内容よりも貿易関連の重要な箇所が纏められており、国際経済学の理解も深まります。軽く読める書籍ではないけれど良書です。
du
1
貿易や国際収支について、そして国際貿易の自由化に向けての基礎知識。2010/11/25
やっちも姉
0
教科書的ではあるが、読みやすくわかりやすい。2009/09/20
