内容説明
金融危機、世界同時不況を乗り越え、日本車メーカー復活・再成長のシナリオは?エコカーブームと需要先食いの反動減リスク。世界最大販売台数に迫る中国市場。GM、クライスラーの経営破綻、合従連衡策の大幅な見直し。円高進行下、余剰生産能力を抱える日本車メーカーは競争優位を保持できるか?激動するメガ産業の現状・見通しをコンパクトに収録。
目次
第1章 自動車業界の概要と発展(自動車産業の規模と成り立ち;自動車産業の変遷;自動車産業の再編のダイナミズム)
第2章 自動車業界の焦点(踊り場に差し掛かった日本車の成長;ポスト経済危機の自動車産業;国内生産システムはの試練;収益構造の転換;日本車収益力の展望)
第3章 経済危機後の世界の自動車市場:先進国から新興国の時代へ(国内市場の状況;米国市場の状況;大激戦の欧州市場;新たなフロンティア:中国市場)
第4章 主要企業を見る(トヨタ自動車;本田技研工業(ホンダ)
日産自動車
マツダ
スズキ
富士重工業
ダイハツ工業
三菱自動車
日野自動車
いすゞ自動車)
第5章 今後の展開を探る(ポスト・クライシスの展開;トヨタグループの成長と課題;環境・安全という新しい競争軸)
著者等紹介
中西孝樹[ナカニシタカキ]
アライアンス・バーンスタイン株式会社アライアンス株式運用・調査本部株式調査部長兼自動車アナリスト。オレゴン大学ビジネス学部卒。山一證券、メリルリンチ日本証券、UBS証券等を経て、2006年にJ.P.モルガン証券の株式調査部長、2009年8月に現職就任。1994年以来一貫して自動車業界の調査を担当してきた。米国Institutional Investor誌自動車セクターランキングで2004年から2009年まで6年連続第1位、日経ヴェリタス人気アナリストランキング自動車・自動車部品部門で2004年‐2009年まで6年連続第1位と不動の地位を保った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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きやてい
Ryo
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