日経文庫
自動車 (第2版)

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  • サイズ B40判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532117184
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C1234

内容説明

金融危機、世界同時不況を乗り越え、日本車メーカー復活・再成長のシナリオは?エコカーブームと需要先食いの反動減リスク。世界最大販売台数に迫る中国市場。GM、クライスラーの経営破綻、合従連衡策の大幅な見直し。円高進行下、余剰生産能力を抱える日本車メーカーは競争優位を保持できるか?激動するメガ産業の現状・見通しをコンパクトに収録。

目次

第1章 自動車業界の概要と発展(自動車産業の規模と成り立ち;自動車産業の変遷;自動車産業の再編のダイナミズム)
第2章 自動車業界の焦点(踊り場に差し掛かった日本車の成長;ポスト経済危機の自動車産業;国内生産システムはの試練;収益構造の転換;日本車収益力の展望)
第3章 経済危機後の世界の自動車市場:先進国から新興国の時代へ(国内市場の状況;米国市場の状況;大激戦の欧州市場;新たなフロンティア:中国市場)
第4章 主要企業を見る(トヨタ自動車;本田技研工業(ホンダ)
日産自動車
マツダ
スズキ
富士重工業
ダイハツ工業
三菱自動車
日野自動車
いすゞ自動車)
第5章 今後の展開を探る(ポスト・クライシスの展開;トヨタグループの成長と課題;環境・安全という新しい競争軸)

著者等紹介

中西孝樹[ナカニシタカキ]
アライアンス・バーンスタイン株式会社アライアンス株式運用・調査本部株式調査部長兼自動車アナリスト。オレゴン大学ビジネス学部卒。山一證券、メリルリンチ日本証券、UBS証券等を経て、2006年にJ.P.モルガン証券の株式調査部長、2009年8月に現職就任。1994年以来一貫して自動車業界の調査を担当してきた。米国Institutional Investor誌自動車セクターランキングで2004年から2009年まで6年連続第1位、日経ヴェリタス人気アナリストランキング自動車・自動車部品部門で2004年‐2009年まで6年連続第1位と不動の地位を保った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きやてい

0
ざっくりと自動車業界を概観するのにうってつけな本やと思いますよーーーー2013/02/16

Ryo

0
リーマンショック直後に書かれたこともあり、トヨタを始めとする日本車企業がどう復活の道筋を描くかが主要な論点となっている。 言うまでもなく日本の業界の中でも最もグローバル化が進んでいる産業であり、為替対応や仕向け地利益の重視に加えて、逆スマイルカーブの特色を持ち、ディーラー・流通コストが長年の課題などポイントが分かりやすい。 新興国での小型車の採算と環境対応が直近の勝ち筋と読み切っているが、これが書かれた10数年後に時の首相がカーポンニュートラルを宣言しているとは著者も予想だにしていなかったに違いない。2022/03/10

yodapone36

0
2010年当時の情報で書かれており実情と合わない部分も多い。伝統産業のようなこの業界でも、市場トレンドや企業の合従連衡という意味で先読みの難しさ、面白さを実感させられた。日系自動車メーカーは廉価モデルで成功できないという話も、考えさせられた。(系列サプライヤーの過剰品質、ブランド毀損リスク)2020/02/01

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