出版社内容情報
気持ちが分からない 心を開いてもらえない
リモートワーク時代、懸命にがんばっているからこそ部下と衝突してしまうマネジャーが、
気持ちよく“部下を応援する”方法
自らの業務・ノルマを抱えながら部門を預かるマネジャーのほとんどは、「部下とのコミュニケーション時間が十分取れない」「考えていることが分からない」「ハラスメントが恐い」など、信頼関係の構築に悩みを抱えている。「働き方改革」の時代には最早、昭和の「飲みニケ―ション」も通用しない。さらにはリモートワークも定着し、これまで以上に部下とのコミュニケーション、チームのマネジメントに大いにストレスを感じているはずだ。
そこで注目されるのが1on1ミーティングである。上司と部下が定期的に1対1で対話をし、相互のコミュニケーションを高めるもの。自由に話し合うことで、部下が目指すキャリア、抱える悩みを把握し、そのサポートを通じ自立と成長を促す手法だ。
ただ、評価者である上司から部下への一方的なコミュニケーションになりがちな人事面談や目標管理面談と変わらないケースが多く、効果が出ていないのが現状といえる。
本書は、多くの研修実績を持つ筆者が、永続的な企業の発展に繋がる1on1ミーティングの本質や具体的な方法を解説するもの。理屈ややり方(技術・段取り・質問の仕方)ではなく、実践から導き出したあり方(気持ち・信頼・人間力)の問題を重視し、精神論ではなく具体的な方法論に落とし込んだ、まさに悩めるマネジャーに向けた一冊である。
内容説明
リモートでも対面でもたった15分で部下がグッとくるコミュニケーション。接し方を変えればうまくいく。
目次
序章 あなたは悪くない。ただ、接する方向性を変えればうまくいく
第1章 1on1ミーティングとは
第2章 自律型人材が育つコーチングと、3つのフェーズ
第3章 第1フェーズ:心から安心して本音を話し合える関係性を構築する―1 あり方編
第4章 第1フェーズ:心から安心して本音を話し合える関係性を構築する―2 ソーシャルスタイル編
第5章 第1フェーズ:心から安心して本音を話し合える関係性を構築する―3 アクション編
第6章 第2フェーズ:メンバーからできる感とモチベーションを引き出す関わり方
第7章 第3フェーズ:メンバーが気づき、自らチャレンジするコーチング
第8章 鏡としてのフィードバックと、選択肢としてのティーチング
第9章 モチベーションを引き出すとは、生命力を引き出すこと
著者等紹介
本田賢広[ホンダタカヒロ]
(株)セブンフォールド・ブリス代表取締役。エグゼクティブコーチ、企業研修講師。1994年、東京大学工学部卒、三菱銀行(現三菱UFJ銀行)入行。外資系生命保険会社などを経て、2012年、(株)セブンフォールド・ブリスを設立。グロービス経営大学院MBA。国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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