日経文庫<br> 日本企業のガバナンス改革

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日経文庫
日本企業のガバナンス改革

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  • サイズ B40判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532114305
  • NDC分類 335.4
  • Cコード C1234

出版社内容情報

ガバナンスを高めれば、本当に企業は強くなるのか――
日経記者がさまざまな角度から、改革の実態を描き出す!

2015年にコーポレートガバナンス改革が始まってから5年。
社外取締役の導入が広がり、ROEが改善するなど一定の効果はあった。

一方で、不祥事の発覚、同族企業における後継者争い、
親子会社関係をめぐる対立構造など、
「ガバナンスのあり方」が問われるニュースは後を絶たない。

本書は、日経の取材記者としてガバナンス問題を追ってきた著者が、
日本のガバナンス改革の現在地と課題について、わかりやすく解説。

東芝の不祥事。出光興業、LIXILのお家騒動。
TBSとアクティビストの戦い。再起動した村上ファンド。
アスクルvsヤフー、日産vsルノー……
世間の耳目を集めた「事件」を取り上げながら、立体的に描き出す。

内容説明

本書は、2015年から始まった日本のコーポレートガバナンス改革について解説した入門書です。ガバナンスとは何か、改革によって日本企業がどう変わったのかについて、ていねいに解き明かします。著者は、日本経済新聞社の記者として、ガバナンス改革の最前線を取材してきました。本書では数々の事例をもとに、リアルな実情を描き出します。東芝不祥事の教訓、出光やLIXILのお家騒動、アクティビストとの闘い、復活した村上ファンド、ヤフーとアスクルの争いなど、誰もが聞いたことのある事例を多数取り上げています。経営者、マネジメント層はもちろん、日本企業の経営に関心のある方全般にお読みいただきたい1冊です。

目次

はじめに―ガバナンスとは何か
第1章 アベノミクスは何を変えたか
第2章 東芝不祥事の教訓―堕ちた「優等生」
第3章 ファミリー企業の光と影―ガバナンス改革のヒントに
第4章 牙むくアクティビスト―会社と株主、変わるパワーバランス
第5章 親子上場の是非
エピローグ 「脱株主主権」と日本

著者等紹介

木ノ内敏久[キノウチトシヒサ]
日本経済新聞社シニアライター。1989年に日本経済新聞社入社。編集局産業部、経済解説部、日本経済研究センター研究員。長崎支局長などを経て現職。専門は企業統治、ダイバーシティなどの経営論、表象メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gokuri

4
東芝、リクシル、出光、そして日産の事例は、改めて読むといかに代表者の監視、制御を任せる役が難しいかよくわかる。社外取締役、第三者委員会とも、結局は社長が選んでくるわけだし・・・。上場している以上は、株主(アクティビスト)の、利益還元の拡大に対して、きちんとこたえる必要 があるが、継続的な企業価値の拡大といった観点で、経営者、社員、そして投資家、が妥協できる方向を模索するしかないだろう。日本企業の株式持ち合い、親子上場もあながち悪いもんじゃないという意見にも納得。2021/03/21

Masaki Sato

1
LIXILのお家騒動、最近のアクティビストの動向、アスクルを例にした子会社上場と少数株主の利益保護などわかりやすくまとまっている。最後の脱株主主権や従業員や他のステークホルダーの利害を考慮に入れる仕組みといったところはもう少し掘り下げが欲しかった2022/09/12

sho

1
東芝など近年の企業対株主の事例を取り上げながら、コーポレートガバナンスの潮流について解説したもの。親子上場の是非について、上場子会社の数だけを捉えて日本が「遅れている」と論じるべきではないというのは参考になった。支配株主の比率で見れば欧州も高い比率になっているほか、アメリカ市場では種類株を発行して上場企業の支配権を維持している企業も多く、本質的には、支配株主と上場企業との利益相反をいかに回避するかがポイントだと理解した。2021/11/27

福田 順

0
2000年代は村上ファンドやライブドアなどの敵対的買収やアクティビスト株主が活発であったが、リーマンショックを機に下火になっていた。しかし、近年再びアクティビスト株主の動きが活発になり、日本ではアクティビスト株主の活動がアメリカに次いで盛んな国であるという。また、3年ほど前からいわゆる株主重視のイギリスやアメリカでも従業員や地球環境のことを考慮した企業経営を要求する動きが強くなっており、イギリスでは「コーポレートガバナンス・コード」が全面的に改訂されている。2021/02/03

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