出版社内容情報
一時的な感染対策にとどまらず、恒常的な働き方として、多くの企業で導入が進むテレワーク。
「在宅で生産性を高く保つためには」といった大きな課題に始まり、
「労務管理をどうするか」「人事評価を適切に行うためには」
「部署による不平等をどうするか」「手当などが必要か」「サボる社員、連絡の取れなくなる社員をどうするか」
「情報漏洩などのリスクを避けるためには」「新人研修をどうするか」といった所まで、
企業にとってまだまだ課題は多く残され、現場の管理職や、労務担当を悩ませている。
本書では、10年以上も企業のテレワーク相談を受ける2人の社労士が、
法律に基づく適切な制度策定の方法を示すとともに、
現場から寄せられる悩みや、各社の失敗事例・成功事例をもとに、実践的な知識を授ける。
内容説明
「サボる社員だけ在宅させない」は可能。在宅で孤独感をゼロにするには。工場や製造部門もテレワークできる。お金をかけなくても大丈夫…マネジメントの観点から、社内ルールの整え方、労務管理までテレワークによる企業運営でつまずきがちなポイントをQ&A方式で取りあげ、在宅で掛かる費用の分担、就業規則の記載法、新入社員や高齢社員の対応など、著者が実際によく受ける相談をもとに執筆している
目次
第1章 こんな時どうする?よくある疑問10
第2章 マネジメントの落とし穴
第3章 意外と知らない基礎知識
第4章 実践!テレワーク導入の実務
第5章 労務管理で気を付けたいこと
巻末付録 ハイブリッド型テレワーク勤務規程
著者等紹介
武田かおり[タケダカオリ]
社会保険労務士、社会保険労務士法人NSRテレワークスタイル推進室CWO。2004年社会保険労務士試験合格。08年厚生労働省委託事業にてテレワーク専門相談員就任。一般社団法人日本テレワーク協会客員研究員。総務省地域情報化アドバイザー
中島康之[ナカジマヤスユキ]
特定社会保険労務士、社会保険労務士法人NSR代表。1992年社会保険労務士試験合格。93年開業登録、2003年事務所を法人組織化。元全国社会保険労務士会連合会理事。元大阪府社会保険労務士会副会長。一般社団法人日本テレワーク協会アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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