出版社内容情報
「ムダな仕事が多く、本来の仕事に時間が割けない」
「仕事を通じて共に成長しているという実感が持てない」
こんな声があちこちから聞こえてきます。
人と組織が抱える複雑な問題は、通常の会議や研修では手に負えません。
関係者が自らの知識と経験を総動員して、知を紡いでいかなければ太刀打ちできません。
ホンネの対話を通じて互いの思いを共振させ、予想を超えた創造を生み出していく。
そのための格好の方法が「ワークショップ」です。
本書は『ワークショップ入門』(2008年)をベースに大幅な加筆修正を加えた改訂版です。
ワークショップとは「主体的に参加したメンバーが協働体験を通じて創造と学習を生み出す場」のこと。
参加者同士のホンネの対話から生まれる相互作用によって
個人も組織も学習することができます。
前作よりもより「初心者に使えること」「実践的であること」を重視し、
実際にワークショップを行う際に役立つスキル、応用できるケースを多数収録しています。
内容説明
2008年に刊行した、日経文庫『ワークショップ入門』をベースに、全面改訂を行いました。いますぐワークショップを業務に活用したい人向けに、最新の知見・手法を紹介するとともに、より実践的なスキルやノウハウを提供しています。読者が実際に応用できるよう、ひな形となるプログラムを複数紹介しています。職場などでのワークショップの実践に興味・関心がある方が、すぐに使える一冊です。
目次
第1章 脚光を浴びるワークショップの世界(どうやったら私たちは変わっていけるのか?;ワークショップが創発を生み出す ほか)
第2章 チーム・デザインのスキル(ワークショップのコンセプトを企画する;多様なメンバーを集める ほか)
第3章 プログラム・デザインのスキル(プログラム・デザインの進め方;プログラムの大きな流れをつくる ほか)
第4章 ファシリテーションのスキル(先導のスキル(Leading)
保持のスキル(Holding) ほか)
第5章 ワークショップを実践する(異なる職種間の交流を促進する(起承転結型)
衆知を集めて業務を改善する(問題解決型) ほか)
著者等紹介
堀公俊[ホリキミトシ]
1960年神戸市生まれ。1984年大阪大学大学院工学研究科修了、同年、大手精密機器メーカー入社。2003年日本ファシリテーション協会設立、初代会長に就任。関西大学、法政大学、近畿大学で非常勤講師を務める(組織行動学)。現在、堀公俊事務所代表、組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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