内容説明
最もわかりやすい名テキストを文庫化。心理学が拓く経済学のフロンティア。「ものぐさ」「思い込み」「お人好し」―不合理な面をもつ「普通の人間」を前提とした新たなアプローチで経済・社会・人間行動を読み解く。
目次
第1章 行動経済学とは何か?―「限界知らずの経済人間」への挑戦
第2章 人間はどこまで合理的か?―限定合理性の経済学
第3章 近道を選ぶと失敗する―信念や判断に潜む罠
第4章 プロスペクト理論―リスクが存在する下での選好理論
第5章 非合理的な投資家は市場を狂わす―行動ファイナンスの世界
第6章 人間は「超」自制的か―先送り、その場の快楽、自己制御
第7章 人間は他人の目を気にするもの―「目には目を歯には歯を」の経済学
終章 心理学的アプローチの限界と可能性
著者等紹介
多田洋介[タダヨウスケ]
1973年生まれ。1996年東京大学経済学部卒業、経済企画庁(現内閣府)入庁。ハーバード大学大学院修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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