内容説明
聞き手の心理を起点に「伝え方」を考える。ビジネスプレゼン百戦錬磨の著者が、事前準備から話し方・動き方の実践テクまで、相手の納得を戦略的に引き出す奥義を伝授。
目次
1 プレゼンは「告白」だ(プレゼンの成功のカギ;プレゼンの目的を設定する ほか)
2 心をつかむプレゼンのテクニック(買わせるプレゼンテクニック;影響力の駆使 ほか)
3 自分自身をコントロールするテクニック(「あがる」ことのないプレゼンターはいない;ストレスフリーで聴衆の心をつかむ ほか)
4 プレゼンはチームプレー(複数人で行うプレゼン;視覚と聴覚のチームプレー)
5 プレゼンの実践テクニック(プレゼンは「河原のケンカ」;声の魅力をどう生かすか ほか)
著者等紹介
山本御稔[ヤマモトミトシ]
有限責任監査法人トーマツFIGコンサルティング部門パートナー。1961年生まれ。同志社大学経済学部卒。シカゴ大学MBA。信託銀行、外資系年金コンサルティング会社を経て現職。社内では「プレゼンの達人」として一目おかれ、講師なども頼まれる。現在もビジネスプレゼンのために、日本・世界を飛び回っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tatsu_chang31
1
この本では、プレゼンは中身を相手に短時間で分かりやすく伝えるためにどのような点に気をつけるべきかについて、プレゼンの内容やプレゼンターの仕草、プレゼン自体の捉え方などが紹介されました。中でも印象的なのが、プレゼンにストーリー性をもたせることです。桃太郎や浦島太郎の話はなんとなく僕たちは覚えてきます。これは話にストーリー性を持たせることで記憶ではなく印象として相手に伝えることができるからです。またプレゼンする側としても暗記ではなくストーリー性のあるものとして捉えられるので、楽にプレゼンすることができます。2020/05/17
miho
1
◎必要箇所を身に付くまでちゃんとよみたい、さわりだけ読んだ2019/06/14
おざ
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もう何年も前の話ですが、新卒の就職活動の時に参加した、某社の会社説明会で中堅社員さんの流暢かつ感情に訴えるようなプレゼンテーションに出会い、新入社員の研修発表会で私もあんなプレゼンをしたいと思い購入。 薄めの読みやすい本ですが初心者にうってつけの内容です。 スライドの作成技術から、ストーリー作り、話し方、ちょっとしたアイスブレイクまで網羅されています。 そのプレゼンを社員・役員の方に褒めていただいたのは私の貴重な成功体験です。 個人的には、新入社員へのオススメ度◉マストバイです!
tankaru
1
さて、この本を出版すること(プレゼン)の目的は果たせたのであろうか。読者のプレゼン技術向上が目的であるなら、もう少し具体例やビジュアルを利用した説明がある方が良い。著者の実績作りが目的なら、達成はできたんだろう。内容はしっかりしているとは思うが、この本そのものが効果的なプレゼン事例になってるとは思えないなぁ。2013/05/07
ゆきこ
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自分のような初心者なら、どれも参考になります。慣れている人なら物足りないかも。野村克也さん、ジャパネットたかたのCMの秘密などの説明は、納得性があり読んでいて楽しかった。分かりやすく説明する人の特徴が次々と出てきて、少しずつ実践していこうとやる気になりました。2017/05/13