内容説明
電力不足解消・ＣＯ２削減の切り札。「ポスト震災」のエネルギービジネスを根底から変える新たな取り組みの可能性と最前線を解説。巻末には関連用語の解説集を収録した。
目次
１ スマートグリッドが求められる時代（震災後の日本とスマートグリッド；スマートグリッドへの期待 ほか）
２ 生活の中のテクノロジー（電力計から双方向性の機能を持ったスマートメーターへ；スマートな暮らしを実現するために ほか）
３ エネルギー供給システム（再生可能エネルギーの導入；送電線と系統安定化 ほか）
４ 事例に学ぶスマートグリッド（グリーンニューディール政策に見るスマートグリッド；カリフォルニア大停電に学ぶ ほか）
５ スマートグリッド社会の未来図（「脱原発」で変わる日本のエネルギー；「ユーチューブ」化する公益事業―エネルギーの民主主義 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Z
4
再生可能エネルギーの導入は日本は遅れている。EUは盛んであるがロシアへのエネルギー依存を改善するためというのも理由のひとつであり、日本も他人事でない。自然エネルギーと電力会社が抱える問題としては、発電量と消費量を同量程度に保つ必要があり、自然エネルギーが増えると細かな調整ができなくなる。そこでネットの力をかり、リアルタイムで発電量の調整を行う仕組み作りが求められる。2021/03/01
うーさん
4
「スマートグリッド」という概念が自分が思っていた以上に広い概念であることが分かった。2013/08/29
陽香
1
201101152014/06/26
yumechi
0
斜め読み。全体像が微妙につかめたような感覚にはなったが、同じことを繰り返して言い過ぎているのと、ただの説明文が多すぎるのがマイナス。他の国の事例を多く取り上げて欲しかった。作者の意見がはっきり見えてこず、期待していたものとは言えなかった。スマートグリッドについてはまた別の本を読んでみようと思う。2012/09/02
inmt
0
残念。よくわかりません。いつのまにか当たり前の前提があるものとして話が進められている。あと、「思う」「期待する」といった文章が多く、感想文みたい。欧米諸国を例に挙げるのならば、それぞれの国の具体的な実施内容とかも載せてくれればいいのに。2011/12/23
