内容説明
銀行の業務は、さまざまな法律によって規制されている。条文を読んだだけではわかりにくい法律の基礎知識を法務部長(架空)との対話形式でていねいに説明。預金、与信、為替取引などの基本から債権回収や投資まで、銀行が取り扱う幅広い業務を取り上げ、実務と関連づけしながら法律を学ぶことができる。法律を学んだことのない読者にも理解できるよう、専門用語には説明を加えている。利益相反管理体制の構築や、資金決済法について新たに盛り込んだ。
目次
1 預金業務
2 金融商品販売業務
3 為替業務
4 与信業務
5 債権保全回収業務
6 その他の付随業務
7 利益相反管理
8 投資業務
9 銀行代理業
著者等紹介
階猛[シナタケシ]
衆議院議員・弁護士。平成3年東京大学法学部卒業、日本長期信用銀行(現・新生銀行)入行。総合資金部政策投資担当などを経て平成10年から法務部所属。平成15年弁護士登録(東京弁護士会)。以後、行内弁護士として金融取引に関する各種契約書作成、法的紛争処理、債権回収等に携わる。平成19年1月みずほ証券総合企画部、同年7月より衆議院議員(財務金融委員会委員)
渡邉雅之[ワタナベマサユキ]
弁護士法人三宅法律事務所・弁護士(2009年8月より)。平成7年東京大学法学部卒業。総理府勤務を経て、平成13年弁護士登録(第二東京弁護士会)。アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て、現職。銀行法、証券取引法、信託業法等の金融規制法に関する案件が専門。論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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