内容説明
経済環境の変化、会社法の施行などを背景に、組織再編の手段として、規模の大小を問わず会社の合併が増えています。合併とはどのような経営手法なのか、何をどのような手順で決めなければならないのか、どんな規制があるのかなど、実務に必須の知識を最上級のプロが手ほどきします。会社法のほか、独禁法、金融商品取引法、外国法、証券取引所規則、さらに税務・会計等の規制も踏まえた最新の内容です。外国企業が日本企業を子会社化する手段として注目される「三角合併」についても、会社法施行規則に従ってていねいに説明します。
目次
１ 合併とは
２ 合併の利用法
３ 会社法以外の合併関連規制
４ 合併に関する重要事項の決定
５ 合併の手続
６ 合併をめぐる諸問題
７ 合併の会計と税務
著者等紹介
玉井裕子［タマイユウコ］
長島・大野・常松法律事務所パートナー弁護士。１９６５年東京都生まれ。８９年東京大学法学部卒業。９４年第一東京弁護士会登録。同年長島・大野法律事務所に入所。２０００年ハーバード・ロースクール修了（ＬＬ．Ｍ．）。２００３年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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