内容説明
品質管理活動には、統計手法のスキルが不可欠です。平均・標準偏差といった代表的な計算方法から、実務ニーズの高い実験計画法や多変量解析法、タグチメソッドまで、品質管理に必要な統計手法の全体像を解説します。「基本事項」→「考えてみましょう」→「少し詳しい解説」の3つのステップを踏んで、図解を多用しつつ必要に応じて数式を使って説明するので、各手法の要点・考え方が論理的に身につきます。
目次
序章 分ければ分かる
第1章 データのまとめ方
第2章 確率分布とその応用
第3章 統計的推測の考え方
第4章 実験計画法
第5章 多変量解析法
第6章 タグチメソッド
著者等紹介
永田靖[ナガタヤスシ]
1957年生まれ。1985年大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。熊本大学工学部専任講師、岡山大学経済学部教授を経て、早稲田大学理工学部経営システム工学科教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢仙人
1
統計的手法を簡単に垣間みれる。2014/04/07
あべっち
0
この薄さでこの内容は驚異的。微分積分や線形代数の予備知識を一切要求せずに、こんな高度な内容まで説明できるとは思わなかった。たとえ話とかじゃなく、実用に耐えられるレベルで理解できる。正規分布より先にカイ二乗値を出して確率論を回避したり、初学者がつまづきそうなポイントを曲芸みたいにうまく避けている。今後「統計学について、なんかわかりやすい本とかない?」と聞かれたら、まっさきにこの本を挙げることにした。2014/12/07
つかさちゃん
0
工場勤務のエンジニア必読!2013/01/19
gabrielpeter
0
わかりやすい入門書。範囲のバランスが良い。2010/09/01
森章生
0
文系で最近、統計学入門書で基礎を学びだした。本書は前半はついて行けたが、後半のlogあたりから、やや難易度を感じた。 自分の理解力不足が問題なだけで、本書は丁寧に解説してくれている。 近々、再読をしよう。2023/06/23
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