内容説明
論理的に考えたり表現したりすることは、訓練次第でだれでもできるようになります。問題解決、意思決定、企画立案など、ビジネスの現場で具体的にどう役立てるかがよくわかります。実際のビジネス・シーンに即した例題を数多く掲載しています。日常生活でどのようにロジカル・シンキングの力を鍛えたらよいかも紹介しています。
目次
プロローグ ゴーン流改革に見るロジカル・シンキング
1 ロジックの壁を突破する
2 問題解決に活かすロジカル・シンキング
3 意思決定に活用するロジカル・シンキング
4 説得力を高めるロジカル・シンキング
5 日常で鍛えるロジカル・シンキング
著者等紹介
茂木秀昭[モテギヒデアキ]
1960年群馬県太田市生まれ。慶応義塾大学文学部英米文学科卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了。京都ノートルダム女子大学文学部コミュニケーションコース講師を経て、現在自治医科大学助教授。専門は異文化コミュニケーション。日本や欧米の言論風土に関する研究を進めている。KUEL、東西大学対抗などの英語ディベート全国大会やフジテレビ「ディベート」のグランド・チャンピオン大会等数々の優勝経験があり、教育ディベートの啓蒙、普及活動を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シモネッタ
7
「論理的思考」もっとも日本人が苦手な分野。でも訓練次第で誰でも身につけられるんです。その第一歩は、常に「なぜ?」という疑問を持つこと。2017/09/10
haru
6
★2/5 書かれていることは基本的なことなのに、文章が頭に入らず、面白くなかった(楽しむ用の本じゃないけど)。最後の方は流し読み。 根拠が本当にその主張の根拠となり得るのか考え出すとどれもこれも不十分に感じて終わりがなくなってしまう…。(文庫21/新書16)2015/03/10
まままま
5
テクニカルなことを期待していましたが、あまり書かれていませんでした。心掛けなどに多く紙面が割かれている印象です。自分の主張に固執してしまう傾向に気づかされました。 以下、自分用のメモです。 三角ロジック:①主張(推論、仮説)、②データ、③論拠(一般的傾向、法則)を順に検証し、演繹・帰納的に主張する。仮説の検証のポイント①深刻性、②問題と原因の因果の検証、③実行可能性、④問題解決実現性、⑤メリットとデメリットの比較2017/11/03
カツ丼
4
問題解決に向けた論理的思考を学びました。 ディベート能力を高めていきたい。 また、日産とカルロスゴーンの歴史についても多少知ることができた。2019/11/03
シュウ
4
大敵は、思い込みと感情。ついつい感情のまかせるままの毎日をおくっている身には耳が痛い話ばかりでした。ロジカルシンキングとクリティカルシンキング。これがふつうに出来るようになると、毎日を動じずにすごせるのかなぁと思いましたが、ある意味、小さくても誰にも取り組めそうなヒントがたくさんでした。ちょっと一歩進んだ毎日をおくれるかもしれません。2013/04/08