内容説明
わが国の賃金制度は、年功賃金から能力・成果主義賃金へ大きく変わりつつあります。基本給は、職能給と職務給のメリット・デメリットを比較して適正に設計します。諸手当には、基本給の補完、人事管理上の効果、生活費の配慮という機能があります。全社業績連動型賞与、確定拠出年金、キャッシュ・バランス・プランなどを明快に解説。
目次
1 賃金とは
2 基本給を決定するまで
3 諸手当のしくみ
4 賞与のしくみ
5 能力・成果主義賃金の導入
6 退職金の決め方
著者等紹介
笹島芳雄[ササジマヨシオ]
1943年東京生まれ。1967年東京都立大学卒業。1973年ブラウン大学大学院修了。1967~86年労働省(現厚生労働省)勤務、その間に経済企画庁、OECD(経済協力開発機構)へ出向。現在、明治学院大学経済学部教授。中央労働委員会関東地方調整委員会委員長、厚生労働省「これからの賃金制度の在り方研究会」座長、社会経済生産性本部「日本型成果主義研究委員会」委員
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