内容説明
1997年の独占禁止法改正によって、日本でも純粋持株会社の設立が可能となった。持株会社制度を活用することによって、効率的な事業再編、長期的視点に基づく経営などが実現できる。事業部制、社内カンパニー制など従来の組織とどこがどう違うのかも明快に解説した。設立、移行のステップから戦略、財務面での活用の考え方まで、重要ポイントを網羅した。
目次
序章 持株会社の時代(純粋持株会社解禁;持株会社の定義と規制 ほか)
1 持株会社で経営が変わる(持株会社は経営の中枢;事業部制との違い ほか)
2 持株会社設立のステップ(形態の観点―どのような持株会社グループを構築するか;持株会社への移行パターンとその意味 ほか)
3 柔軟で機動的な経営の実現(企業統合、再編の促進;経営と事業の分離 ほか)
4 持株会社の財務と資本政策(グループ全体の運用と調達を担う;見直される子会社上場政策 ほか)
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