出版社内容情報
製品開発は利益を生み出す源泉! 利益重視の経営を実現するうえで、役割はますます高まっている。製品開発のカギを握る戦略のポイントを解説し、優れた開発を行う強い組織の条件を明らかにする初の体系的入門書。
内容説明
本書は、製品開発の鍵を握る戦略的・組織的課題を体系的に、しかもわかりやすく解説。優れた製品開発を継続して行える組織の条件とは何かを、明らかにする。
目次
1 製品開発の本質
2 製品開発とイノベーション
3 製品戦略
4 製品開発のプロセス
5 製品開発組織のデザイン
6 製品開発プロセスのマネジメント
7 企業間関係のマネジメント
8 持続的な製品開発能力の構築
著者等紹介
延岡健太郎[ノベオカケンタロウ]
1959年広島県生まれ。81年大阪大学工学部精密工学科卒業。同年マツダに入社。88年マサチューセッツ工科大学より経営学修士取得。93年マサチューセッツ工科大学よりPh.D(経営学博士)取得。94年神戸大学経済経営研究所助教授。現在、神戸大学経済経営研究所教授。経済産業研究所ファカルティフェロー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コジターレ
5
この手の本はハウツーものが多いが、本書は本質的なことを述べている。安易に断定的な表現をしないところに好感が持てる。IT企業の製品開発について考えたいから、本書の製造業の事例を置き換える作業が必要だ。2017/08/15
K.T
1
MBAの課題本。製品開発という、普通に使ってるけどよく考えたらかなりフワッとした活動を学問的に定義するという内容なので、まぁなんていうか難しい。製品開発のマネジメントとか、プロセスだとかが書かれてるけど、あまり響かないというか、まぁそりゃそうでしょうね、って感じ。で、どうなの?って事の回答にはなってないので、あまり響かず。こういう分類が出来ますね、という事が記載されてるので、はい、そういう分類が出来るんですね、というだけなので、その知識を活かして何かに活用する、という流れには自分は出来なかった。★★☆☆☆2024/05/28
Tanaka
1
ちょっと古い本ですが、業務上必要につき。2022/02/26
noritsugu
1
「こういうのとこういうのがある、どっちが良いとは一概には言えない」と書いているような気がして途中読むのに疲労感が…。多分、書いてあることは間違っていないのだろうけど。2008/12/30
ゆずとみかん
0
製品開発について詳しく書かれていて、仕事のやり方を見直す際には良かったです。ただ他の方も感想に書かれていますが、どちらが良いか一概には言えないってパターンが多くてちょっと納得いかずでしたね。2013/07/16