内容説明
部下のやる気をいかに引き出すか。人を生かすマネジメントの実際。
目次
1 会社人間のメンタリティ
2 モチベーションの考え方
3 人はカネのみに生きるか
4 人を生かす組織とは
5 組織の一員になるということ
6 モチベーション管理の手法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
55
著者に仕事の関係でお願いごとがあり、先生の本を読んだ。本書は、1998年に初版されているが、内容は古さを感じさせない。モチベーション向上のための動因と誘因の2つが必要で、報酬などの誘因の向上でモチベーションを上げることから、仕事への関心、動機など内面の動因を重視する方向に向かっている。もちろん、個人差があるので一概にいえない。各章にある「コヒー・ブレイク」が面白かった。賃金の分だけ働けばよいという発想は、賃金の分までも働けない状況になりやすい。働くということを前向きに動機付けて動く職場風土をどう作るか。2011/05/11
yukky
4
組織マネジメントを意識したモチベーション管理手法を知ることができる。自分自身のモチベーションを高めたいなら、「原因」と「結果」の法則を読む方が効果的だと感じた。2010/11/29
コジターレ
3
モチベーションマネジメントの古典のようなものなのかな。比較的分かりやすくまとまっていると思う。中立的・客観的な記述を意識しながらも、時折見える著者の持論が興味深かった。2015/09/24
六
3
モチベーションとは何か、それを引き出すためにどのようなものがあるかなど、図などをふまえてわかりやすく解説してくれている。2010/08/20
ミミヅク
2
モチベーションの入門書ということでよくまとまっていた。マズローの欲求5段階説など、なんとなく知っている知識を整理することができたので読んでよかったと思う。入門書だけあって広く浅くといった感じなので詳しくは別の文献で調べることにしよう。モチベーションを勉強する最初の一冊に最適です。2015/09/07